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ビットコイン(BTC)、米中間選挙前に7万8,200ドル近辺で持ち合い

ビットコイン(BTC)は米中間選挙と10月雇用統計を控え7万8,200ドル近辺で推移。10月は7%下落、63億ドル規模のBinance侵害も重し。FRBは金利据え置き、恐怖・強欲指数は37。

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2026年11月2日, 17:06 JST1分で読めます
AI要約AI
  • ビットコイン(BTC)は月曜、7万8,200ドル近辺で0.3%上昇して持ち合い
  • 米現物ビットコインETFは10月30日に6億4,320万ドルの資金流出を記録
  • Binanceは63億ドル規模の侵害を受け、補償に63億4,000万ドルを拠出
  • FRBは10月28日、政策金利を3.75%〜4%に据え置き
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11月2日から6日、5日間に指標と選挙が集中

ビットコイン(BTC)の価格は2日(月曜)、7万8,200ドル近辺で落ち着きを保ち、直近24時間で0.3%上昇した。市場はこの日から5日間、米中間選挙、雇用市場データ、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の発言が11月2日から6日の間に相次ぐ密集日程に入る。アジア時間の午前取引では一時7万8,600ドル近くまで接近したが、その後は上値を抑えられた。先週末、取引所の公式発表が63億ドル規模のセキュリティ侵害を明らかにした際には一時7万6,000ドル近くまで押し込まれており、現在の水準はそれ以降で最も堅い地合いだ。現物ビットコイン (BTC)ETFの資金流出入とFRBの次のシグナルも、トレーダーが今週に持ち込む変数に数えられる。日程は濃密だ。ニューヨーク連邦準備銀行の経済カレンダーは、金曜日の雇用報告までほぼ毎日、米経済指標の更新を並べている。口火を切るのは月曜午前10時(米東部時間)の10月ISM製造業PMI。火曜日は議会の採決に加え、欠員、採用、離職を追う9月の求人労働動態調査(JOLTS)が重なる。水曜午前8時15分(米東部時間)にADPが10月雇用報告を発表し、1時間後にはISM非製造業PMIが続く。山場は11月6日(金曜)午前8時30分の10月非農業雇用者数で、9月実績の2万9,000人を上回る約6万2,000人の増加がコンセンサス、失業率は4.2%近辺の見込みだ。金融政策も相場の枠組みを規定する。FRBは10月28日、政策金利を3.75%〜4%に据え置いた。2名の当局者が即時の0.25ポイント利上げを主張したほか、インフレは高止まりが続き、追加情報が次の決定を導くと述べた。強い雇用統計なら12月利上げ観測が強まる。借入コストの上昇は米国債利回りとドルを押し上げるもので、リスク感応度の高い資産が歴史的に需要を失いやすい局面に当たる。逆に指標が弱ければ観測は後退するが、同時に公表される賃金と失業率の読み方が市場の受け止めを左右する。なお、指標発表を挟む時間帯は板が薄くなり、一部の注文種類ではスリッページが拡大しうる。短期トレーダーにとっては、ここにも機械的なリスクが残る。

民主党は下院支配まで4議席を得る必要

火曜日の投票は議会の多数派を決める。共和党は両院でわずかな過半数を維持しており、民主党はそれぞれ純増4議席の獲得が支配権奪回の条件だ。投日前の予測は下院で民主党を優位とし、上院はより接戦とみる。民主党が多数派を取れば、ドナルド・トランプ大統領の通商政策、すなわち関税と企業への例外措置をめぐる議会監視が強まる方向になる。ただし大統領の拒否権が残るため、既存の通商措置を覆す能力は限られる。仮想通貨投資家にとって、結果は金融規制、政府支出、今後の議会交渉への期待に響く。デジタル資産法案と連邦政府のビットコイン規制への対応をめぐり、議員間の議論はなお続いている。企業決算も第二の材料層だ。AppleとPalantirが月曜の引け後に、AMDとSuper Micro Computerが火曜の夜に、Qualcommは水曜に発表を予定する。米国株は直近の急落を受けてこの日程を迎えた。ナスダック100は金曜に約3.5%下落し、フィラデルフィア半導体指数は約7%下落した。ただし月曜早朝にはS&P500とナスダック100の先物が0.4%以上上昇し、アジア市場もハイテク株の回復を伴って地合いを戻している。ビットコイン (BTC)の裏面には、取引所侵害の痕跡がまだ残る。先週後半に63億ドル規模の侵害を公表したBinanceは、影響を受けた顧客資産の補の補償に63億4,000万ドルを拠出し、侵害された資金の大部分を入れ替えたうえでビットコインの出金を再開した。10月31日の資産スナップショットに続き、11月3日には追加の準備金証明の検証が利用可能になる見通しだ。機関投資家の需要は圧迫されたままだ。米現物ビットコインETFは10月30日に6億4,320万ドルの資金流出を記録し、BlackRockのIBITへの月間流入がプラスだったにもかかわらず、10月全体では約5億1,600万ドルの純解約となった。長期見通しがすべて揺らいだわけではない。Bitwiseの最高投資責任者(CIO)マット・ホーガン氏は、今回のハッキングはビットコインの長期的な道筋を変えないと主張した。イーサは2,300ドル超、BNBは713ドル近辺、XRPは小幅上昇、Solanaは95ドル近辺で推移した。

恐怖指数は37、警戒色が構図を彩る

当社の集計市場データは、この構図を警戒色で示している。恐怖・強欲指数は100中37と「恐怖」圏にあり、この水準では小口トレーダーが手を引き、クリプトホエール(crypto whales)と呼ばれる大型ウォレットが限界的な買い手を担うのが通例だ。ビットコインはCOINOTAGが追跡する市場の68.2%を占め、時価総額全体は約2兆3,000億ドルに達する。資本はリスク曲線の下位へ回らず、最大の資産に集中したままだ。24時間の資金フローでもビットコインが首位に立った。純流入は8,805万ドルで、ETFの解約に対する小幅な反対流れとなる。加えて、多くの長期保有者が基準に置く50週平均を上回る期間は7週連続に達した。政策のノイズを耐え抜く体勢を備えているのは、まさにこの保有層であり、HODLを貫く姿勢が前提にある。金曜発表を巡る価格水準は、当社のビットコイン・テクニカル分析で確認できる。FRB自身が「追加の情報が次の決定を導く」と述べた以上、視線は金曜の雇用者数の行に置かれている。

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一次情報源

COINOTAGの編集・調査デスクです。

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