Bitcoin(BTC)強気勢が8万2,000ドルの防衛ラインを死守、8万7,400ドル高値からの反落後

Bitcoin(BTC)が8万7,400ドルから反落し8万2,000ドルのサポートを試験。ETF流入、ブルスコア90/100、過去最大級の利益確定が次の展開を占う。

(07:23 UTC)
1分で読めます
AI要約AI
  • BTCが9月21日の高値8万7,400ドル超から反落、8万2,000〜8万3,000ドルゾーンが焦点
  • CryptoQuantのBull Score Indexが100中90まで上昇、365日移動平均を上回り終値で引ける
  • 米現物Bitcoin ETFは9月21日に9億9,000万ドル、9月22日に7億1,470万ドルを吸収
  • 9月22日、2万5,700 BTCの利益確定、2026年最大の単日実現益
v3xn8bwc

焦点は8万2,000ドルライン

Bitcoin(BTC)は9月21日に付けた約8カ月ぶりの高値・8万7,400ドル超えから反落し、次の展開が上か下かを決める分岐点として、いま8万2,000〜8万3,000ドルのゾーンが注目されている。この水準が重いのは理由がある。5月に続き9月初旬にもBTCは8万2,000ドルの突破に何度も失敗し、ようやく突破した直後だけに、かつての天井が買い支えのべき床へと役割を転換したからだ。Bitcoin市場を巡っては、トレーディング企業STS Digitalの米国担当責任者Jeff Andersonがダブルトップを指摘し、下抜けすれば「7万ドル台後半へ押し戻される可能性が高い」と警鐘を鳴らす。同氏は今週の軟調を暗号資産自身ではなく、急騰する米国債利回りに求めた。Bitget WalletのリサーチアナリストLacie Zhangは8万1,500〜8万3,000ドルを建設的なゾーンと捉え、Nexo DispatchのIliya Kalchevは8万ドルを持続的に割り込んだ場合のみ、上値を追う体力が市場に欠けていると判断できるとしている。

ブルスコアは満点近く

オンチェーン分析は、市場レジームと実需の間に鋭い乖離があることを示している。CryptoQuantが集計するBull Score Indexは、BTCが先週365日移動平均を上回って終値で引けたことを受け、100中90まで上昇した。同社が新たな強気相場の確認とみなす閾値だ。ただ、需要系の指標は別の物語を語る。直近Bitcoinのハビング後の新規発行量と、1年以上眠っているコインの変化を突き合わせて測る推定現物需要は、過去30日間で約17万BTC縮小した。先物の投機的需要の伸びの落ち込みはさらに急で、9月14日の約16万4,000 BTCから9月29日にはわずか1万6,000 BTCまで縮んだ。15日間でほぼ90%減だ。CryptoQuant調査責任者のJulio Morenoは「新しい需要なしに、ラリーは継続しにくい」と率直に述べ、短期的な上値追いの持続性を難しくしていると指摘する。

ETF資金流入は継続

機関投資家の需要が、これまでのところ反落を下支えしてきた。米現物Bitcoin ETFは、ラリーが加速した9月21日に9億9,000万ドル、9月22日にさらに7億1,470万ドルを吸収した。9月21日から25日の5営業日はすべて純流入で、週合計は23億9,000万ドルに達し、BlackRockのIBITだけで11億6,000万ドルを集めた。流れは直近の数値にも引き継がれている。9月29日の純流入は6,620万ドルで、IBITの5,110万ドルが主導し、Ark InvestのARKBが3,320万ドルを上乗せした一方、BitwiseのBITBからは1,810万ドルが流出した。この資金の向きが重要なのは、アナリストが調整確率を高める条件として挙げる三つのうちの一つがETFからの持続的流出であり、残りが10年債利回りの上昇と8万2,000ドル防衛の失敗だからだ。

利益確定が記録更新

強気構造の下では、短期保有者が21カ月ぶん最高水準の含み益を抱えている。トレーダーのオンチェーン未実現利益は33%に達し、2024年12月以来の水準だ。9月22日には2万5,700 BTCで利益が実現され、これは2026年に入って最大の単日利益確定となり、8万5,000〜8万7,000ドル近くの価格水準で21億ドル超に相当する。サイクル上の位置づけについては、当社のBitcoin Rainbow Chartガイドが、こうした利益確定のスパイクを過去のバリュエーション帯と照らして解説している。アルトコイン保有者も同じ行動を取っている。直近7日間の取引所入金は、約5万1,000アドレスから7万6,000件に達し、2025年10月17日以来の多さとなった。BTCが前回の過去最高値を付けた11日後の日付であり、伝統的に売り準備のシグナルと読まれるパターンだ。長期保有者も含み益を抱え、調整後MVRVは約1.35、平均取得単価は約6万2,700ドルで、概ね35%の利益となっている。

Binanceからコイン流出

利益確定が進む一方で、取引所レベルでは供給が引き締まっている。先週、単日で1万3,800 BTC超がBinanceから流出し、2023年以来最大の一日当たり純流出となった。同取引所のBTC準備高は4日間で約70万5,000枚から68万5,000枚へ減少した。クジラウォレットがコインをカストディや長期HODLの体制へ移している動きと整合するが、フローデータだけでは意図を確認できない。カストディの選択を検討するトレーダーは、当社のBest Crypto Exchangesガイドで比較できる。報告時点でBTCはBinanceの価格ページによれば約8万3,500ドルで取引されており、約8カ月ぶりの高値から4〜5%下の水準だ。調整が深まった場合、CryptoQuantは8万ドル(365日平均)、7万1,000ドル(200日平均)、6万7,000ドル(トレーダーのオンチェーン実現価格)を強気相場が順番に守る防衛線として挙げている。マクロ面では8月のPCE統計と、2007年以来となる約5.23%の10年債利回りが舞台を設定している。 市場をリアルタイムで追いたい読者は、Bybitで現物・先物価格をライブで確認できる。

次の壁は8万5,787ドル

当社独自の42指標コンポジットS/Rスコアリングエンジンは、直近の抵抗として8万3,687ドルを90/100と評価している。Fibo 0.114とR1の集積に加え、ベアリッシュ・エンガルフィングの足が出現しているためだ。その上の8万5,787ドルは70/100(HVN、Donchian Upper)。下側の防衛は8万2,375ドルが最初で、EMA 20、S2、ボリンジャーミドルの根拠から90/100とされ、次の床はFibo 0.382とSupertrendに裏打ちされた69/100の7万7,278ドルだ。ポジショニングは穏当に強気で、ファンディングレートは0.0020%、建玉は154億6,000万ドル、ロング/ショートのアカウント比率は1.49。ただし、Fear & Greed Indexは71(Greed)であり、ロングの追い损には警戒を要する。現物は8万3,284ドルで、24時間で0.82%安、RSIは59.59、広い上昇トレンド内でベアリッシュのMACDを示している。8万2,375ドルを維持できれば8万5,787ドルが視野に入り、割り込めば7万7,278ドルが目標となり強気シナリオは無効化される。

COINOTAG News Desk

COINOTAG News Desk

COINOTAGの編集・調査デスクです。

News Deskの仕組み
AI生成

AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。