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ビットコイン(BTC)の清算総額1億3,367万ドル、82%をショート清算が占める

過去24時間の暗号資産の強制清算は合計1億3,367万ドルに達し、うち1億250万ドルがショート側だった。ビットコインが7,314万ドルで最多、価格は8万6,100ドル付近を維持している。

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2026年10月5日, 20:40 JST1分で読めます
AI要約AI
  • 10月6日11:00 UTCまでの24時間で強制清算総額1億3,367万ドル、ショートが76.68%を占めた
  • ビットコイン(BTC)の清算額は7,314万ドルで最多、その82%がショートの清算だった
  • BTC価格は8万6,100ドル付近で、当日約1.0%上昇、イーサリアム(ETH)は2,717ドル付近
  • ロング清算3,117万ドルに対しショート清算は1億250万ドル、約3.3倍の差
gate.com

ショートがロングの約3.3倍

過去24時間の暗号資産デリバティブ市場では、ショートポジションが損失の大半を吸い込んだ。集計済みの強制清算データによると、日本時間10月6日(月曜)20時(11:00 UTC)に終わる24時間の間に、レバレッジポジション合計1億3,367万ドルが強制的に決済された。このうちショート側が76.68%を占め、ロング側の約3.3倍に達する。価格が上昇したことでショートが追い出される、いわばスクイーズ(買いたて seekingの押し上げによる強制決済)の特徴だ。こうした一方的な清算構造は短期間で収束しやすいが、どちら側が潰されたかという点こそが、以下の銘柄別データを読む際の前提になる。

ビットコイン(BTC)の価格動向がその理由を説明する。時価総額で首位の資産は、執筆時点で8万6,100ドル付近に位置し、当日ベースで約1.0%上昇している。集計時点の11:00 UTCまでに0.95%の上昇を記録済みだった。イーサリアム(ETH)も同様の足取りで、約2,717ドルで取引され、期間中0.54%の上昇。当メディアのライブ監視でも以後この水準を維持している。

単一銘柄の清算額ではビットコイン (BTC)が最大だった。上位20銘柄で計上された1億3,367万ドルのうち、ビットコインが7,314万ドルを占め、その82%(約6,003万ドル)がショートの清算によるもの。イーサリアムは3,080万ドルで、うち75%がショートだった。ロングとショートの合計で見ると、ロング清算が3,117万ドル、ショート清算が1億250万ドルという内訳になる。

メカニズム上、方向性は明確だ。レバレッジポジションは、証拠金が取引の損失をカバーできなくなった時点で強制決済される。価格がジリ高で進む中でショートが多数を占める場合、買い戻し注文が板情報に殺到し、その買いが価格をさらに押し上げ、追い証を迫られたポジションをさらに潰す。つまり清算自体が上昇を加速させる構造だ。この水準での清算ラッシュは、全面解消の幕開けではなく、強制された撤退と読むのが妥当だ。

上位の合計額だけでなく、下位銘柄の分布も示唆的だ。ソラナ(SOL)は期間中に価格が0.51%下落する中で502万ドルの清算を記録し、うち53%がショートだった。一方、ジーキャッシュ(ZEC)は型破りだった。合計441万ドルの53%がロング側で、24時間の下落率1.40%と符合する。カルダノ(ADA)は最も偏った構造で、288万ドルの89%がショートの清算だった。XRPは270万ドル、ショート比率58%で、当日は1.22%上昇した。PUMPが262万ドル(ショート76%)、SUIが256万ドル(ショート73%)で、上位銘柄のリストはここで締めくくられる。

ビットコインとイーサリアム以外で清算額が600万ドルに達した銘柄はなく、ソラナ未満の銘柄はすべて500万ドル未満にとどまった。名指しした8銘柄の合計は約1,241万ドルではなく約1億2,413万ドルに上り、記録された総額の約93%を占める。つまりこのリストで、当該24時間に起きたことのほぼ全貌を押さえられる。主要銘柄の中では、ハイパーリキッド(HYPE)が期間中に2.56%上昇し、追跡対象グループで最大の上昇率だった。

反発局面でショートを建てたトレーダーは、ジリ高という流れの逆面に立たされた。市場天井で見られるFOMO買いの鏡写しであり、強気の熱狂ではなく弱気の手詰まりだった。データが対象とするのは強制決済のみで、未決済のポジションは含まれないため、市場に残るレバレッジの総量は測れない。それでも確定できるのは、直近1日の強制フローの方向だ。上向き、ショート対抗、そして時価総額上位2銘柄への集中、という3点である。

8万6,100ドル、スクイーズの燃料は残るか

COINOTAGの読みでは、今回の局面は相場下落の新展開ではなく、レバレッジの掃き溜めならぬ掃除だった。見出しに浮かぶ比率の算数は、一度噛み砕く価値がある。すべての比率が同じ小さな分母に紐づくからだ。ショートはビットコイン (BTC)の7,314万ドルの82%、市場全体の1億3,367万ドルの76.68%を占めたが、いずれも板全体を広く破壊した結果ではなく、挟み撃ちに遭った弱気ポジションの一斉撤退を示す数字だ。この形状のスクイーズは、損失ポジションが決済されるか建て直されるかすることで、原因となった燃料を自ら使い切るのが通例だ。新たなベアマーケットへの転落には新規のショート供給が不可欠だが、ビットコインが8万6,000ドルを維持している現状、市況にその兆候は見えない。今後の確認点は、8万6,100ドル付近で次のファンディング再設定時に需要が持ちこたえるかどうかだ。

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COINOTAGの編集・調査デスクです。

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