用語集指標
APY(年間利回り)とは?
APY(Annual Percentage Yield)とは、預け入れやステーキングした資産の1年間の利回りを、複利の効果を含めて表した数値です。複利を含まない単純な年率であるAPRと比べ、利息を再投資した場合の実際の増え方に近い値になります。
最終更新 出典
APYの計算式
APYは次の式で計算されます。
APY = (1 + r ÷ n)^n − 1
- r:年率(APR)
- n:1年間に複利で計算される回数
例として、年率10%で考えると、1年に1回の複利ならAPYは10%のままですが、毎月(n=12)複利で再投資するとAPYは約10.47%になります。複利の回数が多いほど、APYはAPRより高くなります。
APYとAPRの違い
| 項目 | APY | APR |
|---|---|---|
| 複利 | 含む | 含まない |
| 表す内容 | 利息を再投資した場合の実質的な年間利回り | 単純な年率 |
| 同じ条件での数値 | APR以上になる | APY以下になる |
暗号資産のサービスでは、どちらの表示かによって数値の見え方が変わります。比較するときは、APYどうし、APRどうしで比べることが大切です。
暗号資産でAPYが使われる場面
- ステーキング:ネットワークの検証に参加して受け取る報酬の年率として表示されます。
- レンディング:暗号資産を貸し出して得る利息の年率です。
- イールドファーミング:流動性プールに資金を預けて受け取る手数料や報酬トークンの年率です。
- 利回り付きステーブルコイン:保有するだけで利回りが付く設計のトークンでも使われます。
表示されるAPYは多くの場合リアルタイムで変動する値で、将来の利回りを約束するものではありません。現在の値は各サービスで確認する必要があります。
APYを見るときの注意点
よくある質問
APYとは簡単に言うと何ですか?
複利を含めた1年間の利回りです。受け取った利息を再投資した場合に、1年で資産がどれだけ増えるかを割合で示します。
APYとAPRはどちらが大きくなりますか?
同じ条件なら、複利を含むAPYの方がAPR以上になります。1年に1回しか複利がない場合は同じ値です。
表示されているAPYはそのまま受け取れますか?
受け取れるとは限りません。暗号資産のAPYは多くが変動制で、報酬トークンの価格変動や元本のリスクもあります。
APYの計算式を教えてください。
APY=(1+年率÷複利回数)^複利回数−1 です。例えば年率10%を毎月複利で運用すると、APYは約10.47%になります。

