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ビットコイン

Riot Platforms、AI施設資金のため9カ月でビットコイン(BTC)2万264枚売却

Riot Platforms(RIOT)が2026年の最初の9カ月間でビットコイン(BTC)2万264枚を約15億ドルで売却したことがSECの8-K提出書類で明らかになった。資金はCorsicanaなどAIデータセンター開発へ充てられ、リース総額は最大540億ドルに迫る規模となる。

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2026年11月4日, 22:20 JST1分で読めます
AI要約AI
  • Riot Platformsが2026年の最初の9カ月でビットコイン2万264枚を約15億ドルで売却
  • 第1四半期だけで3,778枚、約2億8,900万ドル分を処分した
  • RiotはCoinbaseの2億ドル与信枠を完済・解約し、2026年の新株発行はゼロ
  • 契約ポジションはAMD契約込みで1,151メガワット、契約収入約380億ドル

保有から放出への転換

Riot Platforms(RIOT)は2026年を通じて保有するビットコイン (BTC)を建設資金へ段階的に組み替えており、最新の提出書類では年初9カ月の売却累計が2万264枚、額にして約15億ドルに達した。同社は9月30日終了の第3四半期決算発表とあわせて、米証券取引委員会(SEC)へ第3四半期の8-K提出書類を提出している。書類の中で売却代金はデータセンター開発の主要な資金源と明記され、その狙いも率直に示される。単一の変動の大きい暗号資産マイニング収入への依存を縮小し、電力と用地という資産を賃貸可能なデジタルインフラへ転換する、という論理だ。

四半期ごとの売りがこの物語の基調となってきた。第1四半期だけで3,778枚、約2億8,900万ドルを処分し、以降の各四半期も換金済みの在庫を積み増している。資金の行き先も一貫してデータセンター開発であり、ビットコイン貯蔵戦略は事実上、蓄積から放出へと転換した。四半期の売却はもはや退場のための取引ではなく、資本計画の起点として機能している。

売り込み先の市況は容赦がない。Riotの合成テクニカル分析では、直近の抵抗レベルは78,384ドルで満点100の評価、現物価格のほぼ真上に張り付いている。下側で最強の支持は74,998ドル、評価は88だ。勢いもセンチメントも軟調で、相対力指数(RSI)は弱気相場の中で42.28、恐怖・強欲指数は34と恐怖圏を示す。毎四半期コインをドルに換える財務戦略にとって、この二本の線の間の幅が各回の売却の成果を決める。現在値近くでの売りは大まかに今日の価格を実現するが、74,998ドルを割れれば、今後の各トランシェの価値は提供前に目減りする。

コルシカーナのリースは280億ドル規模

バランスシートではまず借入圧縮が進んだ。同期間にRiotはCoinbaseの2億ドル与信枠を全額返済して解約し、担保に差し入れていたコインをすべて取り戻した。2026年の新株発行もゼロで、プレスリリースは発表済みプロジェクトに新たな株式調達は不要との見通しを付け加えている。成長の主役はテキサス州のコルシカーナ施設だ。同社は「有力なフロンティアAIラボ」とだけ表現する相手と15年のトリプルネットリースを締結し、敷地のIT臨界容量910メガワット全てを対象とした。契約額は約280億ドル、エスカレーション込みの平均年間賃料は約18億ドルに上る。5年の延長オプション2回が行使されれば総額は540億ドルに迫る。最高経営責任者(CEO)のJason Les氏は会社史上最大のリースだと述べ、AMD契約と先のRockdaleテナントを合算した契約ポジションは1,151メガワット、契約収入約380億ドルに達した。

建設には先に資金が要る。同社の試算ではコルシカーナの資本需要は約55億ドル、供給1メガワットあたり約600万ドルだ。供給時期は2027年9月に400メガワット、2028年1月に200メガワット、2028年7月に310メガワットの順となる。前サイクルの上場マイナーが掲げたHODL戦略との決別を示す動きでもある。資産としてコインを眠らせる代わりに、賃貸可能な容量を建てるために売る。第3四半期決算は転換が二段階で進む様子を映す。売上高合計は1億8,140万ドルで前年同期比約1%増。データセンター収入は1,840万ドルで、内訳は基本賃料770万ドル、変動賃料50万ドル、テナント改善工事の償還1,020万ドルだ。25メガワットのAMD引き渡しが初の満四半期を消化した。エンジニアリング収入は4,700万ドルに増加。一方、意図的に縮小を進めるプルーフ・オブ・ワーク事業たるマイニングは、減価償却前のキャッシュコスト1枚あたり39,265ドルで今四半期分のコインを掘り出した。報告シーズンごとに生産し、売却し、コンクリートを流し込む。この繰り返しが今のRiotの定番となっている。

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