XRP、第3四半期に48%上昇、4年ぶりの好調Q3を記録
XRPは2026年第3四半期に48%上昇し、4年ぶりの好調なQ3決算となった。ETF流入は過去最高の約16億8,000万ドル。一方10月には10億XRPのエスクロー解除と64%の利上げ確率が重なり、1.70ドル突破が11月への鍵となる。
AI要約AI
- 現物XRP ETFの保有量が約11億6,000万XRPに到達
- ETF累積純流入が約16億8,000万ドルで過去最高を記録
- Rippleが10月1日に最大10億XRPをエスクローから解放可能
- FOMCでの利上げ確率が最大64%まで織り込まれる
記録的なETF需要、弱い10月と衝突する
XRP(XRP)が2026年10月を迎えた。第3四半期の上昇率は48%に達し、4年ぶりに好調な第3四半期となった一方、価格は2025年7月につけた史上最高値3.65ドルから依然として約59%下の水準にある。XRPの価格はこの勢いを歴史上苦戦が続く月に持ち込むことになる。機関投資家の需要は記録的水準だ。米国の現物XRP ETFの保有量は約11億6,000万XRP、評価額は約17億6,000万ドルに達し、累積純流入額も約16億8,000万ドルと過去最高を更新した(トラッキングデータによる)。ただし資金流入は平坦ではなく、波が集中する形だった。日次流入は8月下旬に約2,200万XRPでピークを迎え、9月24日頃も約2,000万XRPが流入した。一方、夏の調整局面では流入が止まり、これまでのところETFの買いは価格を先導する存在ではなく、価格に追随する買い手だったことを示している。
逆風となるのが10月の季節性だ。XRPは歴史的に10月に平均5.14%下落しており、2024年と2025年のいずれも10月は下落して決算を終えた。この期間にアルトコイン市場全体を先導することも少ない。今年のカレンダーは圧力を三方向から重ねる。1つ目は金融政策だ。市場は10月27日から28日の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率を最大64%織り込んでいる。2つ目は供給側だ。Rippleは10月1日(木)に最大10億XRPをエスクローから解放できる。この解除分は循環供給量に潜在的な売り圧力として流れ込む。3つ目は規制だ。XRP投資家が注視する市場構造法案「CLARITY Act」は、9月15日の上院採決で50対49で否決され、規制の不確実性が未解決のまま残った。さらにRippleのカンファレンス「Swell」が10月27日から29日にかけてニューヨークで開催され、同社最大の舞台がFOMC決定と同じ週に重なる。季節性が好転するのは四半期後半だ。11月の中央値リターンは80%、12月は63%と高く、機関の需要はナスダック上場が近づくEvernorthのXRPトレジャリーのような手段にも現れている。
取引所残高が減少、クジラは押し目を買い
オンチェーンの記録は、この季節的な警戒感とは逆の方向を指している。暗号資産取引所のXRP残高は、4月の約129億XRPから約110億XRPまで減少した。Glassnodeの取引所残高チャートによれば、直近2週間だけで約16億XRPが取引所から流出した。流出量が最も多かったのは9月下旬の押し目のタイミングだ。ただし階段状の減少には、純粋な買い溜めではなくカストディ移転が一部含まれている可能性がある。それでも前例は供給減のシナリオを後押しする。前回これに類似した流出の波は、XRPを1.00ドルから1.50ドル超へ押し上げた8月の上昇の2日前に発生していた。大手保有者は先週、5日間で4億7,000万XRPを追加取得した。BinanceのXRPスカーシティ指数はその後、2025年1月以来の低水準となるマイナス0.94まで低下しており、当メディアのXRP記事で先行して追跡した動きだ。
チャート構造も同じ物語を裏付ける。週足チャートでは、2025年7月の高値以降価格を抑えてきた下降トレンドラインをXRPが突破した。8月のローソク足で出来高が急増して確認を伴い、週足RSIは55付近でミッドライン上方を維持している。サポートは1.47ドルから1.50ドルの間で保たれている。このゾーンは、週間高値から9.7%下落した後の反発起点でもある。一方、フィボナッチ0.618水準の1.70ドルは8月に価格を退け、9月にも1.66ドル付近で抵抗となった。4時間足では、対称三角形が10月3日頃に収束する。上限の抵抗は1.59ドル、サポートは1.47ドルと1.38ドルだ。上抜けの場合は1.83ドルを目標とし、下限1.49ドルから約23%上の水準になる。下抜けなら1.17ドル方向で、概ね21%の下値リスクに相当する。
1.70ドルの週足終値が11月の鍵
当メディアの読みでは、2つのデータセットは同じ一つの物語を別の角度から語っている。事後修正のできないオンチェーン指標であるGlassnodeの取引所残高は、4月以降で約19億XRPという取り崩しを示す。ETF保有量11億6,000万XRPと、約16億8,000万ドルに達する過去最高の累積流入は、この資産で初めて持続的な機関の需要が形成されたことを意味する。その一方には、平均下落率5.14%の10月、10月1日の最大10億XRPのエスクロー解除、そして64%織り込まれた利上げ確率が横たわる。ベースケースはこうだ。XRPは10月最終週まで1.47ドルから1.70ドルのレンジ内で推移し、その週にSwellとFOMC決定が同時に到来する。1.70ドルを上回る週足終値が、季節的に強い11月への引き金になる。
一次情報源
- Glassnodeの取引所残高チャート · studio.glassnode.com
AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。

