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価格動向

XRP、2月以来となる1.60ドル回復――高額クジラ取引1,917件が交錯

XRPが9月22日に1.60ドルを突破し2月4日以来の水準を回復。Santimentデータで大口取引1,917件、新規ウォレット3,647個を確認。BINANCE準備高は26.3億XRPで安定し買い吸収を示唆。

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2026年9月23日, 06:03 JST1分で読めます更新
AI要約AI
  • XRPが9月22日に1.60ドルを突破し、2月4日以来の水準を回復した。
  • Santimentによると大口取引1,917件と新規ウォレット3,647個を確認した。
  • BINANCEの1日平均入金量は2,170万XRPで四半期基準の663%増だった。
  • BINANCEのXRP準備高は26.3億トークン付近で増加率は0.34%にとどまった。
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クジラ資金の流入でXRPが再び1.60ドル超え

XRPの価格動向は2026年9月22日に1.60ドルのラインを上抜けし、2月4日以来となる水準を回復した。今週の大型時価総額銘柄の中でも屈指の上昇となったこのラリーは、静かな相場の中で起きたわけではない。オンチェーン分析プラットフォーム「Santiment」のデータによれば、この値動きの間に10万ドル以上の大口取引が1,917件記録され、約1か月ぶりの高額取引ラッシュとなった。同じデータセットでは、XRP Ledgerで新規に作成されたウォレットが3,647個確認されており、価格上昇に合わせて新たなアドレスがネットワークに参加したことがうかがえる。当メディアの読みでは、Santimentがこの大口取引数を「純粋な買いシグナル」ではなく「大型保有者のポジション再構築の証拠」と位置付けている点が重要だ。同指標は買い集めだけでなく売却やウォレット間送金も捕捉するため、クジラ活動を単純な「積み増し」の物語に短絡させる際にはこのニュアンスが効いてくる。上昇自体は数日前から仕込まれていた。XRPは1.25ドルから上昇を開始し、27.6%の伸びで1.58ドルまで到達した末に、1.60ドルの関門が突破された。薄商いのスパイクではなく、参加幅を伴った突破だったかどうか——この見極めが持続するブレイクアウトとヒゲ相場を分ける分水嶺だが、今回の動きは前者と判断できる内容だ。

BINANCEの入金は買い手に吸収

取引所フローのデータを見ると、ラリー中に動いた供給分の多くは買い手に吸収されていたことが分かる。9月20日終了の週をカバーするオンチェーン分析では、BINANCEへの1日あたり平均入金量は2,170万XRPに達しており、四半期ベース水準から663%高い。通常、この規模の入金は「売り材料」として警戒される。だが、BINANCEのXRP準備高はほとんど動かず、26.3億トークン近傍で四半期ベースからわずか0.22%上にとどまった。週次の準備高増加率も0.34%に過ぎず、入金されたトークンは到着後ほぼ即座に買い手に拾われたことを意味する。トレーダーにとって、主要な暗号資産取引所で「大量の入金」と「平坦な準備高」が同時に観測されるケースは、コインが売却のために仕込まれているのではなく、需要が供給を吸い上げている兆候として読まれるのが通例だ。このフロー状況は、次の上値目安も示唆する。1.50ドル、続いて1.60ドルを突破したことで、市場では1.80ドルが近接ターゲットとして挙がっており、保有者がそこで利益確定に動けば、同水準でも同様の吸収力が必要になる。個人投資家の関心も再燃しており、アルトコインラリーに合わせて「XRPの買い方・買える場所」系の初心者向け流入が増加している。

マルティネス、ネックライン突破で2ドルを描画

今回の上昇を支えるテクニカルの描像は、アナリストのAli Martinezが追跡してきたパターンに集約される。同氏の公表見解によれば、1.25ドルから始まり27.6%の上昇で1.58ドルに達した後の1.60ドル突破は、日足チャート上の大型逆ヘッドアンドショルダー formations の右肩の完成と見込まれるという。1.60ドル付近はこのパターンのネックラインに位置しており、ここを明確に維持できればセットアップは確定し、Martinezの予測ではブレイクアウト圏からさらに約30%上の2ドル前後への道が開ける。クジラデータもフロー側から裏付けを加えており、直近のセッションで大型保有者による20億ドル超のXRP買い集めが示されている。強気シナリオがどこまで伸びうるかの参考として、トレーダーのPeter Brandtは別途、数年スパンのブレイクアウトを前提にXRPへ5.40ドルのターゲットを提示している——ただしこれは今週の日足パターンではなく週足レベルの構造に依存する長期シナリオだ。より近い攻防はシンプルだ。サポート・レジスタンストレーダーが注視するのは、レジスタンスだった1.60ドルが再テスト時にサポートへ転化するかどうかである。リアルタイムの市場を追う読者は、MEXCで現物・先物のライブ価格を確認できる。

2ドルのシナリオは1.60ドルの保持次第

上昇はブレイクアウトから1日もたずに壁に突き当たった。1.65ドルで天井を打ち——この水準で61.8%のフィボナッチ拡張と売り圧力が重なった——XRPは24時間で3.35%下落し1.51ドルへ。利益確定が加速するなか、24時間出来高は9.82%増の78.1億ドルに膨らんだ。この下落はXRP固有のものではない。ビットコインは1.7%下落し、暗号資産市場全体の時価総額は1.74%縮小、アルトコインシーズン指数は8.16%低下し、タカ派的な連邦準備制度(FRB)のシグナルがリスク選好を圧迫した。注目の焦点は78.6%フィボナッチ・レベルにある1.55ドルのサポートへ移っている。ここが持てば横ばい保ち合いが可能だが、割り込めば1.48ドルのテストを招くリスクがある。1.57ドルの押し戻しの中間レベルを取り戻すことが、上昇トレンド再燃への第一歩と見られている。9月29日予定のXRPL Batch V1.1アップグレードは、短期的な材料として挙げられている。

(時刻:23:03 UTC時点) 価格・デリバティブの建玉・センチメントという3本の糸は、1本の問いに収束する——24時間で-4.58%下げて現物が1.5014ドルに置かれるなか、この水準を保持できるかどうか。ここで最も頼りになる一次ソースが、当メディア独自の42指標合成S/Rエンジンだ。同エンジンは1.3685ドルのサポートをR→S反転・BBミドル・SMA 20・一目均衡表雲先行スパンAの重複により83/100(STRONG)と評価し、その下支えとして1.4425ドル(ATR下部・EMA 20・Fibo 0.382・LVN)が76/100、1.2532ドルが64を記録。上値側では1.5315ドルが61/100(Fibo 0.236・BB上限・ピボットポイント)、その先に1.6999ドルが59で控える。デリバティブの建玉は構築的な構え——資金率は0.0030%、建玉高は約11.0億ドル、ロング/ショートアカウント比率は2.74(ロング73.3%/ショート26.7%)——で、RSIは59.88、MACDは強気シグナル、上昇トレンドの読みも維持されており、恐背 greedy 指数が71(Greedy)にあるにもかかわらず構図は健在だ。83点の床が持ち、強気勢が1.5315ドルを取り戻せば、1.6999ドルへの道は希望ではなく算数になる。逆に割れば、遅れて参加したロングは1.2532ドルの棚に向けて出口の流動性になるリスクを抱える。

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