Advertise手数料優遇デスク

アルトコイン

a16z、22億ドルファンド調達後に暗号資産部門をa16z Frontierへ改称

Andreessen Horowitzがa16z Cryptoをa16z Frontierへ改称。AI領域へ展開を広げつつ、22億ドルの暗号資産ファンドは維持し、ブロックチェーン投資と規制提唱を続ける。

クリエイターになる
2026年10月23日, 04:53 JST1分で読めます
AI要約AI
  • a16zが10月22日、a16z Cryptoをa16z Frontierへ改称しAI展開へ拡大
  • Chris Dixon氏が公式ブログで変更を発表、暗号資産投資の継続を明言
  • Crypto Fund 5は2026年5月5日に22億ドルで調達、第4号比51%減
  • 5ファンドの累計コミット額は約98億ドル、第1号は3億5,000万ドル
gate.com

a16z CryptoからFrontierへ

Andreessen Horowitz(a16z)は、ブロックチェーン投資の中核部門a16z Cryptoの名称から「crypto」を外し、新たにa16z Frontierと改称する。責任範囲は人工知能(AI)など他の新興技術へと広がる。ゼネラルパートナーのChris Dixon氏は10月22日(木曜日)に公開した公式ブログ投稿で変更を確認し、改称後の部門は製品や市場の成熟まで数年を要するスタートアップを対象とすると説明した。同氏は今回の動きを後退ではなく拡大と位置づけ、暗号資産と関連事業への投資は続けるとし、「賢明な規制」のための提唱も継続すると記した。Frontierの統括は、Dixon氏が創業者のMarc Andreessen氏、Ben Horowitz氏、そしてゼネラルパートナーのEddy Lazzarin氏、Guy Wuollet氏とともに担う。ファンドはAI搭載製品、自律型機械、人とAIエージェントをつなぐネットワークの探索を計画しており、Dixon氏は機械間の送金と決済をブロックチェーンが担うと主張する。部門は解散しない。Dixon氏いわく、チームはブロックチェーン創業者への支援と、ワシントンでの明確なルールづくりへの働きかけを続けるという。実績も十分だ。同社は2018年に専用の暗号資産ファンドを立ち上げ、業界で最も影響力のある投資家の一社へ成長した。米国の現物取引を牽引する取引所Coinbaseの初期投資家であり、Solana(SOL)や、自動マーケットメイクの設計に基づく分散型取引所Uniswap(UNI)にも出資している。数十億ドル規模の資金をスタートアップに投入し、米国の政策議論でも代表的な発言者となった。Dixon氏はさらに、「crypto」というラベルそのものの精度が落ちたと論じる。ウォール街の銀行やフィンテック企業がブロックチェーン基盤の製品を日常的に世に出すようになり、暗号資産企業とそれ以外の技術企業の境界は薄れつつある。「ラベルの重要性は今や下がっている」と同氏は書いた。公式投稿は、改称計画が報道で初めて表面化した数時間後に公開されており、噂は公式な決定となった。

22億ドルファンドとAli Yahya

改称は、5番目の専用暗号資産ファンドの調達から約5ヶ月後に発表された。2026年5月5日、Andreessen Horowitzは22億ドル規模のCrypto Fund 5を発表している。2022年に組成した第4号ファンド45億ドルより約51%小さく、差額は約23億ドルに上る。2018年以降に立ち上げた5本のファンド(第1号が3億5,000万ドル、第2号が2020年に5億1,500万ドル、第3号が2021年に22億ドル)を通じ、コミット額は累計で約98億ドルに達する。ただし、コミットされた資本と即時に動かせる現金は別物だ。経営陣は5月、調達サイクルを短くすることで変化の激しい市場環境に対応できると説明し、小型化は意図的な選択だとした。広報担当者は当時、Fund 5が暗号資産事業に全面的に集中する方針だと述べた。ファンドの成長分野として、ステーブルコイン決済、オンチェーン信用市場、予測市場、そして分散型金融インフラが挙げられている。予測市場は、Polymarketが主流通の舞台へと押し上げたカテゴリーだ。改称は人事の動きとも重なる。暗号資産チームの創設メンバーであり、Dixon氏、Wuollet氏、Lazzarin氏とともにFund 5の運営体制に名を連ねていたAli Yahya氏が、自身の会社を立ち上げるため退社の準備を進めている。新会社の事業内容と退任時期は明らかにされておらず、業務を引き継ぐ人材もまだ決まっていない。拡大路線はa16zだけではない。Paradigmは7月にAI、ロボティクスなどへ12億ドル、Framework Venturesは6月にAI、エネルギー、フィンテック、トークン化向けに4億ドルを調達した。Haun Venturesも5月に10億ドルを調達し、AIと金融サービスへ軸足を広げている。Frontierの広がった責任範囲がどれほどの資本を引き寄せるのか、既存ファンドの投資権限が変わるのかは、いずれも未公表のままだ。

暗号資産ディールフローを巡る競争

当編集部の読みでは、名称変更はベンチャーマネーの流れ先を追ったものであり、暗号資産からの撤退を示すものではない。撤退を裏づける材料は何もない。Fund 5の運営方針は引き続き暗号資産に集中しており、同社は木曜日に規制提唱の続行を改めて明言した。変わるのは限界的な配分である。Paradigm、Framework、Haunも各数十億ドル規模をAIへ向けており、業界の看板ファンドの三つが同じAIディールフローを奪い合う構図になった。両領域にまたがるファンドの内側では、暗号資産の創業者が注目を巡る競争の激化を見込んでおく必要がある。コミット済みの約98億ドルは、HODLの伝統を持つ長期運用資本であり、数年をかけて消化される。そのため、アーリーステージの暗号資産ファイナンスへの短期的影響は限られる。明暗を分けるのはFrontierの最初の配分だ。機械間送金の決済層としてブロックチェーンが定着すれば、ブロックチェーンとAIの融合のテーゼに近い構図が実現し、新ブランドは同社の暗号資産へのエクスポージャーを希釈するどころか深めうる。

市場をリアルタイムで追いたい読者は、Gateで現物・先物価格をライブで確認できる。

COINOTAGの編集・調査デスクです。

AI生成

AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。

価格に影響するニュース

ライブ
速報一覧へ
速報