AI規制懸念の売りを経て、ビットコイン(BTC)が7万6,000ドルの抵抗線を試す
米テック株の急落を受けてビットコイン(BTC)は1,200万円台(約7万5,900ドル)を維持。bitbankの長谷川氏は11月10日のCPIとAI決算を注視。CPIとPPI、テクニカルの要点を整理する。
AI要約AI
- ビットコインは11月5日の米テック株急落で1,200万円まで下落した
- 最強サポートは7万5,162ドル、抵抗は7万6,335ドルと評価
- 永久先物の資金調達率は0.0070%、ロング口座比率は76.8%
- 現物ETFは12.8億ドルの2週連続流出、6月以来の規模
ビットコインの価格は、米テック株の急落に5取引日で2度足を引かれ、週末を1,200万円台(現在のレートで約7万5,900ドル)で終えた。国内取引所bitbankの市場アナリスト、長谷川優也氏の日足チャート分析が日曜日朝に公表され、経緯をたどっている。週初、
ビットコイン (BTC)はBinanceの不正送金騒動をまだ消化中で、1,250万円を試したものの、中間選挙後のイラン攻撃リスクを巡る警戒から伸び悩んだ。じわじわと下値を切り下げて1,200万円近くまで戻り、11月3日(火)には持ち直して米株先物の反発に合わせ約1,240万円まで回復した。流れを変えたのは中間選挙の開票だ。民主党が想定以上に善戦する見込みとなると、AIやデータセンター建設への監督強化への懸念から米株先物が急落し、ビットコインも一時1,200万円を割り込んだ。ただ、議席予想が大統領の拒否権を覆す両院3分の2の多数に届かないと判明すると、リスク選好はほぼ同じ速さで戻った。レポートは約1,250万円への反発、さらに1,280万円への到達を記録する。議会がイラン強硬姿勢を抑制するとの見方から原油が下落し、Trump氏も結果を認め、民主党との協力に前向きな姿勢を示したためだ。小休止は1日で終わった。11月5日(木)、米テック株がAI関連を中心に売られ、ArmとQualcommの最新決算への反応は弱く、Qualcommのガイダンスには売りが集中した。SNSでは民主党政議員によるAI規制や、人間の能力を超える仮想のAIである人工超知能の禁止を求める発言が繰り返し拡散された。半導体やAIインフラ株で巻き戻しが加速し、ビットコインもセクターに連れて1,200万円まで押し戻された。現在はその水準をわずかに上回るのみで、回復は鈍く、値幅も狭い。
相場は二つの水準に挟まれている。COINOTAGのサポート・レジスタンス判定では、現値7万5,882ドルの直下にある7万5,162ドルが最強のサポート(100点中99点)、直近の抵抗は7万6,335ドル(73点)と評価した。水面下のポジションは静かだ。永久先物の資金調達率は0.0070%で、レバレッジを張るロング保有者のコストはほぼゼロ。ロング/ショート口座比率は3.31で、口座の76.8%がロング側にある。総合スコアは引き続き下落トレンドを読んでおり、RSIは38だ。日足で7万5,162ドルを下回って引ければ価格は一段下のバンドへ移り、7万6,335ドルを上抜けすれば直上の障壁をクリアし、反発が初めて本格的な試練を受ける。
CPI、PPI、AI決算を前に
長谷川氏は、来週も相場が米テック株に連動し続けると見る。民主党の議席が拒否権を覆す多数に届かない以上、包括的な連邦レベルの規制強化は短期間では起こりにくく、AIやデータセンターのルールを巡る個別の議論がどこまで広がるかを注視すべきだとしている。新たな悪材料が出ない限り、今週積み上がった政治リスクは徐々に消化されていくという。決算も試練を加える。今週のPalantir、AMD、Armの決算はAIとデータセンター需要の堅調さを示したものの、セクターの地合いは改善せず、次はCoreWeave、Nebius、Applied Materialsの報告が控える。氏は、需要の裏付けが確認されることがテック株の売りが収まる最有力のきっかけだと読む。マクロの日程も重い。10月のCPIは11月10日(火)、PPIは11月13日(金)に発表される。12月の利上げはほぼ織り込み済みだが、その先の道筋は固まっておらず、上振れれば来年の追加利上げ観測が強まり、米金利上昇を通じて
ビットコイン (BTC)の重しになる。氏は中間選挙の結果を中期的なインフレ支援と捉える。イランへ抑制的に働く議会は原油安につながり得るが、影響は緩やかだとする。テクニカル面では、下支えしてきた100日移動平均を喪失したことがレポートに記され、それでも下落幅はテック株の急落に比べ浅かった。この線を早期に取り戻せなければ、約1,160万円付近の200日移動平均、さらに節目の7万ドルへの下値リスクを氏は示す。資金流にも下支えは乏しい。現物ETFの保有量は先週、12.8億ドルの2週連続の週次流出を記録し、6月以来の最悪水準となった。オンチェーンの取得価格把握データでは、短期保有者が490億ドルの含み益から1億6,200万ドルの含み損へ転落した。永久先物DEXの上位層にあたるホエールトレーダー群は、今も23.7億ドルのショートを保有し続けている。ビットコイン市場全体の許容幅は薄く、最終値と最強サポート線の間は約720ドル、1%に満たない。
AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。

