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Bitwise報告:政府系ファンドが金を売りBitcoin(BTC)購入へ、15機関が売却ゼロ

Bitwiseの初の機関投資家向け導入レポート。対象15機関は12万5,000ドルから6万ドルへの下落でも売却せず、政府系ファンドは金を売ってBitcoinを購入している。週25億ドルのETF流入も判明。

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2026年9月30日, 23:03 JST1分で読めます
AI要約AI
  • Bitwiseレポート対象の15機関は、12万5,000ドルから6万ドルへの下落局面で売却ゼロだった
  • 政府系ウェルスファンドがBitcoin購入の原資として金を売却している
  • 対象期間の週あたり現物Bitcoin ETF流入は25億ドルに達した
  • Wells Fargoは2%〜3%、FidelityとBlackRockのリサーチは2%〜8%のBitcoin配分を想定
bybit.com

15機関、売りはゼロ

Bitwiseが初めて公表した機関投資家向け暗号資産導入レポートには、年金基金や大学基金・財団とともに政府系ウェルスファンドが名を連ねている。同社のリサーチ責任者Ryan Rasmussen氏によれば、こうした国家資金の一部は、金と並ぶ中核的なヘッジ資産としてBitcoinを金と並べて保有するため、金を売却しているという。レポートは4つの資産運用主体カテゴリーに属する15の主要機関へのインタビューに基づき、その中心的な結論は明快だ。12万5,000ドルから6万ドルへの下落局面で売った機関は一つもなく、複数の機関はむしろ下落を買い増しの好機と捉えた。安値までの下落率は約52%。この1年、機関による暗号資産導入の持続性が問われてきた市場にとって、15機関すべてが下落期間を Hodl(売らず保有)で貫いたことが、レポート最大の特筆事実だ。

Rasmussen氏はこの姿勢を「通貨の毀損(デバレッジメント)」論で説明する。機関投資家は金とBitcoinのどちらかを選ぶのではなく、両者を並べて保有する。どちらも法定通貨の購買力低下に対する防衛と読まれているからだ。金を売る政府系ファンドは、この論理をより大きな規模で実行し、上振れ余地が大きいと判断した毀損ヘッジへ資産を付け替えているという。年金や大学基金・財団は運用目的や流動性ニーズが異なるものの、インタビューからは長期投資視点と、総資産に占める意図的に小さな組み入れ比率という共通の姿勢が読み取れる。準備資産としての位置づけは、理論から政府政策へ進んだ戦略的Bitcoin準備の議論と重なり、政府系ファンドにとっては実験ではなく雛形として参照できる枠組みを与えている。この確信は現在、生の相場で試されている。水曜時点でBitcoinの価格は8万4,500ドル付近。レポートが示すサイクル安値の6万ドルは大きく上回るが、売らずに耐えた高値12万5,000ドルからはなお遠い水準だ。

週25億ドルのETF資金流入

機関の物語の下には、市場構造を変えたとRasmussen氏が評価する上場投信の仕組みがある。レポート対象期間中、週あたりの現物Bitcoin ETF純流入は25億ドルに達した。規制されたラッパーを通じた需要が安定した両建て流動性を供給し、過去の下落局面を特徴づけた売りに冷徹に対抗した結果、直近の弱気相場は過去サイクルより構造的に浅くなった、と同氏は論じる。当社自身の追跡では、現物ETFはその後も流入を延ばし、9日連続の流入が31億ドルを突破。レポートのテーゼと整合するペースであり、単発の一週間ではない。伝統金融側の配分ガイダンスも組み入れ規模の文脈を与える。Rasmussen氏はWells Fargoが2%〜3%のBitcoin配分を検討していること、FidelityとBlackRockのリサーチがより広い2%〜8%の帯を想定していることに言及する。具体的な幅より重要なのは、巨大資産運用2社とシステム的に重要な銀行が一桁台のBitcoinスリーブを顧客向けにモデル化したことだ。機関の問いは「配分するか」から「どの程度か」へ移った。

Rasmussen氏はサイクルに関する見解も示す。Bitwiseは底値を6万ドルと見ている。この見立ては同じインタビュー基盤に置かれており、その水準で売らなかった運用主体が事実上下値を限定したため、公開の場で検証可能だ。同氏は相関の論点も加える。Bitcoinは債券にも金にも株式にも連動して取引されておらず、毀損ヘッジに期待される挙動そのものだという。マクロも今週、この筋書きを後押しした。予想より低い米Core PCE発表後に価格は一時8万5,600ドルを上抜け、その後は軟化した。それに先立つ82,850ドルへの下落後も、8万3,000ドル台の下値を維持していた。懐疑論者はBitwise自身が暗号資産製品を販売している点を指摘できる。だが配分に関する数字は実名の機関や公開リサーチに遡れ、週25億ドルの資金流動はETFの記録そのもので独立して立つ。

上値8万7,400ドル、下値8万2,100ドル

COINOTAG独自の42指標合成サポート・レジスタンス評価エンジンは、8万7,395.67ドルの抵抗線を76/100と評価する。Fibo 0.000投影、Donchian上部バンド、スイング高値の合流が根拠だ。8万5,455.91ドルの棚はKeltner上限とHVNにより54/100。下値では8万2,139.07ドルのサポートがS2、ATR下限、EMA20の合流で67/100を示し、ここを日足終値で割り込むことが強気読みの無効化条件になる。RSIは63.52、上昇トレンド内の弱気MACD、資金率0.0051%、建玉154.1億ドル、ロング/ショート比率1.26(ロング55.7%)、Fear & Greed指数は「Greed」の71。Bitwiseが整理した主体群の中で、最も重い席にあるのが政府系ウェルスファンドだ。Bitcoin買い付けの原資を金の売却で賄っているのは、まさにこの層である。

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