Advertise手数料優遇デスク

普及

Cross River銀行、RippleのRLUSDをXRP Ledger対応で導入、決済は3〜5秒

Cross River銀行は10月15日、RippleのステーブルコインRLUSDを基幹システムに統合した。XRP Ledgerでの決済は3〜5秒、24時間のドル送金に対応する。

クリエイターになる
2026年10月17日, 16:46 JST1分で読めます
AI要約AI
  • Cross River銀行が10月15日、RLUSDを基幹銀行システムに統合
  • XRP Ledgerでの決済時間は3〜5秒
  • Standard Charteredが10月12日、ドバイでRLUSDの保管サービスを開始
  • XRP Ledger上のRLUSD発行量は10億ドルを突破
gate.com

Cross River、基幹システムにRLUSDを組み込み

Cross River銀行は10月15日(木)、RippleのステーブルコインRLUSDを、他の金融機関向けに運用する基幹銀行プラットフォームに接続したと発表した。RLUSDは米ドルに連動するRippleのステーブルコインで、送金の決済はトークンをホストするレイヤー1のブロックチェーンプロトコルであるXRP Ledger(XRPL)上で処理される。顧客は単一のAPI接続を通じてRLUSDにアクセスでき、自前でブロックチェーン基盤を構築したりノードを運用したりする必要はない。同じ接続は従来型の決済網も担い、ACH、送金(ワイヤー)、リアルタイム決済が一つのインターフェースを経由する。同行の基幹システム「Core Operating System」(COS)は米ドルとRLUSDを双方向で交換でき、24時間決済の国際送金と資金移動に対応するという。速度面では、XRPLの決済を3〜5秒と位置付けている。ただし利用は現時点で制約を受け、対象は米国の一部州のみで、州名は明かされていない。顧客名、取引量、展開時期も非公開であり、公表資料だけから利用規模を測ることはできない。同行はこの提供を、独立した暗号資産商品ではなく既存の銀行取引のステーブルコイン対応への拡張と位置付ける。決済インフラを金融機関に販売するビジネスモデルゆえに、RLUSDチャネルを有効化した顧客は自前構築ではなく実質的に統合を「借用」する形になる。なおXRPの価格そのものはこの取引の対象ではない。RLUSDはXRPトークンとは別の資産であり、発表の中でXRPに役割は与えられていない。

10月15日の発表は、同行がすでに構築済みのインフラの延長線上にある。2025年11月24日、Cross RiverはCOSと統合されたステーブルコイン決済サービスを導入しており、RLUSDは同じ接続に載る新たなドルトークンとしてその基盤に積み重ねられた。Ripple側も米国外で機関投資家向けのルートを整備してきた。10月12日(月)、Standard Charteredはドバイ国際金融センターの支店を通じ、適格機関向けにRLUSDの保管サービスを開始した。利用には標準的なKYC審査が課される。このドバイのサービスは適格機関に限られるため、個人投資家のアクセスは引き続き別の経路に依存する。保管と銀行プラットフォーム経由の流通は、機関利用の両面、すなわちトークンをどこに置くかとどう動かすかを両方カバーする。ただし規模は最大級のドルトークンと比べ控えめだ。RLUSDの時価総額は10月16日(金)時点で約24億ドルであり、Cross RiverはXRP Ledger上でのトークン発行量が10億ドルを超えたと説明する。RLUSDは米ドルにペッグされた設計で、準備裏付けなしにペッグを維持するアルゴリズム型ステーブルコインとは異なる。RippleにとってCross Riverとの取引の商業的論理は流通網にある。決済網を金融機関に販売する銀行を通ることで、小売取引所を経由せずにRLUSDが銀行運営の決済フローへ入る道が開ける。XRPはその枠外にある。同資産はRLUSDが流通する台帳のネイティブトークンだが、Cross Riverの統合でもドバイの保管でも、手数料、担保、決済のいずれの機能も与えられておらず、発表はXRPという資産自体に触れていない。Cross River経由のチャネルがどれだけの取引量を運ぶかについて、双方とも見通しを示していない。そのため現時点でXRPL上のRLUSDの実勢を示す確かな指標は、10億ドルの発行量だけだ。

XRPの役割を明示しない銀行決済網

全体として見れば、この取引の実体はトークン経済ではなく配管にある。現在の仕組みが実現するのは銀行グレードのアクセスだ。Cross River経由で米ドルを清算している機関は新たな基盤なしにRLUSDを追加でき、決済は数秒でXRPLに着地する。まだ届いていないのは開示された規模であり、対象州も顧客も取引量も明かされていないため、10億ドルの発行量が唯一の確かな指標であり続ける。Rippleの元アドバイザーであるAnthony Welfareは、XRPの技術は準備完了だが普及が追いついていないと主張してきた。台帳のステーブルコインを載せる銀行プラットフォームは、まさにその論点が指し示す機関向け配管の類型だ。今後の焦点は、Cross Riverの顧客がこのチャネルをどこまで有効化し、どの程度の取引量を流すかにある。

市場をリアルタイムで追いたい読者は、Bitgetで現物・先物価格をライブで確認できる。

COINOTAGの編集・調査デスクです。

AI生成

AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。