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Grayscaleの通貨セクター10銘柄、XRPがビットコイン時価総額の6%近くに

Grayscaleの9月29日レポートは、追跡対象10銘柄中でXRPをビットコイン時価総額の6%近く、最上位に位置づけ、その比率をZcashの上振れ余地を測る基準として用いた。ZECは1年前の0.1%未満から約1.5%へ上昇している。

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2026年10月1日, 11:40 JST1分で読めます
AI要約AI
  • Grayscaleが9月29日のレポートでXRPを10銘柄中の最上位に位置づけ、ビットコイン時価総額の6%近くと評価した
  • XRPは第三四半期に48%上昇し、4年ぶりのQ3高となった
  • Zcashは1年前の0.1%未満からビットコイン比約1.5%へ上昇し、MoneroやBitcoin Cashを上回った
  • ZECの価格は1年前の60ドル付近から9月29日時点で1,500ドル付近まで上昇した
gate.com

Grayscaleの通貨セクター基準

資産運用会社のGrayscaleがこの評価で重みを持つのは、その役割による。同社は研究部門がFTSE Russellと共同で管理する通貨(Currencies)セクターにどのデジタル資産が該当するかを決め、この枠組みは四半期ごとに見直される。9月29日付の分析で、研究責任者のZach Pandl氏は、セクターをビットコイン (BTC)以外の対象銘柄10に絞り、相対的な時価総額で順位づけした。その最上位にXRP(XRP)が位置する。時価総額はビットコインの6%近くに達しており、10銘柄中で最も高い水準だ。この6%という基準線が、アルトコイン市場全体でレポートの評価を高めている。通貨カテゴリーは、価値の移転、保管、共通単位での価格づけといった資金的な役割を担うブロックチェーンプロジェクトをまとめるもので、標準的な決済プロトコルからプライバシー特化型資産までを含む。同じ分類が実際のインデックスに供給されるため、Grayscaleの判断は単独のレポート以上の影響力を持つ。Pandl氏の序列づけは端的に、「ビットコインはこのカテゴリーの王である」という。計算の基礎は時価総額、つまり循環供給量に価格を掛けた数値であり、あらゆるトークノミクスの基本算式だ。XRPの価格はこの比率に直接反映される。6%近い水準は、同枠組みが追跡する残り9銘柄を上回る順位を意味し、Grayscaleはこの格差を、競合するデジタル通貨にまだどれほどの上振れ余地があるかを測る物差しとして使う。XRPは第三四半期に48%上昇し、4年ぶりの好決算となるQ3を経てこの水準に到達した。機関投資家の蓄積も別路線で進む。EvernorthのXRP財務保有企業がナスダック上場へ近づいている。セクター内ではライトコインが決済の実用性を支える。2011年にオープンソースソフトウェアで公開された分散型ネットワークで、ICO時代が始まる数年前から、中央管理者なしで利用者間の価値移転を担ってきた。Grayscaleの見立てでは、ビットコイン (BTC)の首位は出発点であって上限ではない。

順位はどう組み立てられたか

順位づけの裏付けは、10通貨をビットコインの時価総額に対する比で示した対数チャートだ。Artemis、FTSE Russell、Grayscaleのデータを使い、9月28日までの30日平均で算出されている。この方法ではXRPが他の9銘柄をリードし、30日系列のXRP相対評価の記録が表示期間全体で最上位を保っている。レポートの主題であるZcash(ZEC)は、1年前にはビットコイン時価総額の0.1%未満だったが、現在は約1.5%まで浮上し、同じ相対スケールでMonero、Bitcoin Cash、ライトコインを近年追い越した。チャート上の比較はすべて暗号資産市場全体ではなくビットコイン自身の時価総額に対して引かれており、数字は通貨カテゴリー内の相対的な立ち位置を示す。同社は歴史が上位陣にはるかに大きな伸びしろを示したと論じる。2017〜18年の強気相場では、XRP、Bitcoin Cash、ライトコイン、Dashがいずれもビットコイン時価総額の3%以上に達した。Pandl氏はZECの最近の上昇を大きいながらもこのパターンに沿うものと読み、評価の天井にはまだ達していないと結論づける。価格の軌跡は急だ。ZECは1年前に60ドル付近で取引され、5月上旬に600ドルに触れ、9月29日時点では1,500ドル付近にあった。機密性取引への需要が同社の主張の核であり、プライバシー関連セグメントも広がった。9月7日付のGlassnodeのスナップショットでは、この市場全体の価値のうち約62%をZECが占める。マイナー経済も第二の下支えだ。9月11日付のGrayscale試算では、所定の前提のもとでZcashの1基のマイニング機が得る報酬はビットコインマイナーの約2倍で、電気代や機材、運用コスト控除前の、ASICマイニングなど各方式からの収入を含む数値だ。Pandl氏の見通しは断定ではなく条件付きだ。「競合する暗号資産の中でZcashが最も有効なプライバシーを提供し続けるなら、さらなる市場シェアを獲得できると考えている」。

Grayscale自身のセクター記録

ここでの一次記録は、Grayscale自身の通貨セクターのページであり、9月29日レポートが測るカテゴリーの定義をここで確認できる。COINOTAGの読みでは、6%近い数値は分類作業の産出物であり、XRPの価格予測でもZECの上げ予測でもない。Grayscaleは利害も開示している。同社はFTSE Russellとともに枠組みを共同管理し四半期ごとに見直すため、自社の商品と研究事業が、自らが評価するカテゴリーの背後に位置する。次回の定期見直しが、10銘柄の構成やXRPの順位に変更が生じるかを確認するチェックポイントとなる。

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