RippleのRLUSD、XRP Ledger上で流通高25億ドルを突破
RippleのステーブルコインRLUSDの流通高が10月1日時点で25億ドルを突破。準備資産は26億3,380万ドルで、1月以降の活動量は3倍以上に拡大。5つの新チェーン展開とDeFiでの6億ドル取引実績も確認した。
AI要約AI
- RippleのRLUSD流通高が10月1日に25億ドルを突破
- RLUSDの準備資産は26億3,380万ドル、差額は約1億2,400万ドル
- Jack McDonaldが9月30日投稿で月間50%超増と1月からの活動量3倍を報告
- RLUSDがBase、Ink、Optimism、Unichainの5チェーンに追加展開
Rippleのドル連動型トークンが25億ドルの大台に到達
XRP Ledger(XRPL)上でRippleがネイティブ発行するドルペッグ型ステーブルコイン、RLUSDの流通高が10月1日時点で25億ドルを突破した。同社の公式開示ページによると、発行残高は25億980万ドル、準備資産は26億3,380万ドルに達している。この二つの数字はセットで読むべきだ。準備資産と流通高の差、約1億2,400万ドルは「全額担保」を掲げる発行体が保持することが求められるバッファであり、償還需要を担保への疑義が生じる前に吸収するためのものだ。貸借対照の両側の数値は発行体自身による公表で、リアルタイム配信ではなく10月1日時点のデータとして提示されている点は注意が必要だ。市況が急変する局面では、この違いが実質的な意味を持つ。開示はRippleの月次インディペンデント・アテステーションのサイクルに沿って行われており、毎月準備と流通が検証・公表される。10月1日のスナップショットは現時点で最新の記録だ。資金管理の担当者にとって、供給と準備が同一ページに併記されることが、決済フローをこのトークンに流す前に確認すべき数値となる。大台到達の前から勢いは数字に出ていた。Rippleのステーブルコイン部門を統括するシニア・バイスプレジデント、Jack McDonaldは9月30日の情報まとめ投稿で、時価総額が約24億ドルに達し、1か月で50%超の伸びを記録したと報告した。その上で、1月以降の1日平均の活動量が3倍以上に拡大したと述べている。当編が月曜に確認した市場集計データでも循環供給額は約25億ドル付近で、同社開示と整合していた。McDonaldは同じ投稿で、ステーブルコイン市場における「規制対応」の語の安易な使用に反論し、機関投資家は準備金要件、アテステーション、継続的な監督の有無で発行体を判断すべきだと主張した。RLUSDはその基準を満たすというのが彼の見解だ。XRPエコシステムにとって今回の数字は、発行開始以来最大のバランスシート上の節目であり、XRP自体の価格がレンジ内で推移する中、RLUSDは今四半期のLedger上で最も明確な成長指標となっている。
@_JackMcDonald_ · Xの投稿
情報まとめ投稿.
Xで見る
銀行向け設計、さらに5つのチェーンへ拡大
RLUSDは2024年12月17日に始動し、初日から
XRP LedgerとEthereum上でネイティブ発行が行われてきた。基盤となるブロックチェーン上のノードは供給量を直接オンチェーンで記録する。発行と流通はRipple傘下の規制対応エンティティを通じて実施され、Standard Custody and Trust Companyもその一つだ。同社の監督範囲はKYC要件、準備金アテステーション、継続的監督に及ぶ。設計思想はリテールではなく機関向けで、銀行や決済企業向けの国際送金、法人資金管理が主な用途だ。発行後、トークンは2つのホームチェーンの枠を超えて拡大してきた。WormholeのNative Token Transfers規格によるもので、発行体がラップ型のカストディア控えを持たずにトークンをネットワーク間で移せる相互運用フレームワークだ。各ネットワークにはブリッジ経由の代理版ではなく正規版が配置され、カストディと監査の記録が展開全域で一貫する。現時点でRLUSDはBase、Ink、Optimism、Unichain、XRP Ledger EVM Sidechainで稼働しており、Ethereum隣接の複数ロールアップに裾野を広げつつ、基軸の発行はXRPLに置かれている。流通面ではDeFi市場でも拡大が続く。McDonaldの投稿によれば、Uniswap v4上のSpark FinanceによるStablecoin FXレイヤー経由でRLUSDの流動性が拡大し、RLUSD/USDSペアは初週に6億ドル超の取引を処理した。機関規模のドル流動をこの種のルーティングが支えられることの初期の実証だ。DeFi 2.0型の設計が実需を処理し始めた例ともいえる。同じ投稿では、RippleXが更新した
XRP Ledger向けAIスターターキットも紹介された。StripeとTempoが共同策定したマシン決済プロトコルに対応し、AIエージェントがXRPやRLUSDなどの発行資産を使って単発の決済をLedger上で完結できるようになる。成長は続く一方、XRP自体の相場は静謐だ。XRPの価格は10月8日のブレイクアウトウィンドウを前に1.50ドルを狭いレンジで維持しており、BinanceのXRP建玉は32%減少してロング・ショート两侧からの強制決済圧力も和らいでいる。
投機ではなく実需が語る成長
当編の読みとしては、RLUSDの伸びはまずXRP Ledgerのインフラ面のニュースであり、価格の話はその次だ。これは通常のアルトコインサイクルの物語とは異なる主張だ。裏付けは一次情報にある。Ripple自身の開示ページとMcDonaldのアテステーション投稿は、25億1,000万ドル規模の供給と26億3,000万ドル規模の準備資産を平易な数字で示しており、活動量3倍の伸びも発行体固有の計測単位によるものだ。外部からの耐久性論、たとえばXRPの実績がアドバイザーの安心材料になるという見方は、Ledgerがこの種の実需成長を示すときに響きやすくなる。そしてその目的は、McDonaldの結びの言葉を借りれば「ユーティリティ」。お金を動かす機関のために、検証済みで規制対応のドルを供給することだ。
一次情報源
AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。

