Solana(SOL)、トークン化コモディティDEX取引量の36%を獲得しRobinhood Chainを抜く

Solana(SOL)がトークン化コモディティのDEX取引量36%を獲得しRobinhood Chainを逆転。Solana財団は元Binance CMOのRachel Conlan氏を起用。

(07:24 UTC)
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AI要約AI
  • Solanaはトークン化コモディティDEX取引量の36%を占めRobinhood Chainの26%を上回った
  • 9月24日、Solana財団が元Binance CMOのRachel Conlan氏をチーフストラテジーオフィサーとして採用
  • 9月25日時点でSolana上のトークン化コモディティは2,680万ドル、市場の0.55%
  • Ethereumは47億ドルでトークン化コモディティ資産の約95%を保有
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Solanaがトークン化コモディティの36%を獲得

分散型取引所(DEX)におけるトークン化コモディティの取引で、Solana(SOL)がRobinhood Chainを逆転し、最も取引量の多いネットワークとなった。直近のオンチェーン分析データによれば、同チェーンはこのカテゴリーの現物取引量の36%を占めており、26%のRobinhood Chainに大差をつけている。わずか3週間前には約1%だったことを考えれば、急激な逆転だ。以下、Cantonが19%で3位、Ethereumが13%、BNB Chainが4%と続き、Hypercoreは約1%。Base、Polygon、Avalanche、Monadの存在感はほぼ計測不可能な水準だ。ここ1年ほどEthereumがほぼ独占してきた市場で、Solanaエコシステムが主導権を握った形だ。トークン化コモディティとは、金や銀、原油といった実物資産をオンチェーン上で表現したもので、実際の金属やバレルを扱うことなく価格エクスポージャーを得られる。ただし順位は依然流動的だ。追跡データでは、7月まではEthereumが1日のトークン化コモディティ取引量の80%を下回ることはほとんどなかった。8月にBNB Chainが大きなシェアを奪い、一時は1日の売買高の半分を超える場面もあったが、その後は8月末から9月中旬にかけてRobinhood Chainが首位を維持した。つまりSolanaは約10週間で3番目の首位ネットワークであり、日次取引量がまだ小さいだけに、新たな上場が1つあれば順位はまた組み替わりかねない。SOLの急伸は、ネットワーク上で相次いだプロダクト投入と軌を一にする。Dominion MarketはSILVトークンを通じてトークン化銀をオンチェーンに持ち込み、GM Tradeは金・銀・原油の無期限先物を展開し、レンディングプロトコルのKaminoはトークン化ゴールド資産のPAXGを担保として受け入れ開始した。こうしたフローの大半はRaydium経由で流れている。中長期的に最も重みを持つ可能性があるのはKaminoの統合だ。トークン化ゴールドの保有者にSolana上での担保利用を与えることで、資産を他に回すのではなく現地に留める理由が生まれる。仮に取引量の王座がまた入れ替わっても、ネットワーク上の分散型アプリケーション(dApp)の活動を支え続けうる、というわけだ。

Solana財団、元Binance CMOを起用

こうした商業面の攻勢に合わせ、人事も動いている。9月24日、Solana財団は2つの幹部登用を発表した。Rachel Conlan氏がチーフストラテジーオフィサーとして、Jamal Raees氏がペイメント部門のゼネラルマネージャーとして加わる。Conlan氏は2023年9月からBinanceでグローバル最高マーケティング責任者(CMO)を務め、それ以前にはOKX、CAA Sports、Havasで幹部職を歴任している。新役職では、法人パートナーシップ、エコシステム拡大、市場投入実行を横断する戦略を統括し、企業・金融機関への採用加速を任務とする。Raees氏はPolygon Labsで米国ペイメント部門を率いた人物で、以前はBridgeとWyreに在籍。ペイメント企業や法人、エコシステムチームと連携し、グローバルな決済インフラとしてのSolanaの裾野を広げる役割を担う。財団が2人の新リーダーを歓迎した発表が両者の登用を裏付けている。この人事は、ネットワーク上の金融活動が実証段階から実運用へと移行しつつあるという財団の認識と歩調を合わせる。Solanaを基盤とする決済に加え、国債・ファンド・株式のトークン化が実際の展開へ進んでおり、新しい経営陣はその決済・エンタープライズ基盤を固めることを狙いとしている。この機関投資家向けのテーゼは、チェーン上でのこれまでのトークン化実績に支えられている。その一つがSecuritizeによるSolana(SOL)トークン化株式で、SECのイノベーション免除を経て15%上昇した。機関側の導線も並行して広がっている。ARQ InvestではなくARK Investがこのほど、3iQのSolana(SOL)ステーキングETFを5,589株追加取得し、規制されたファンド形式を通じたチェーンの裾野を拡大した。財団にとって、成長を主導するエグゼクティブとペイメント専門家を並べる人事は、次の需要を小売りの投機ではなく法人決済に見ていることの表明だ。技術ロードマップも同じ方向を指す。次期コンセンサスアップグレードのAlpenglowは、ブロックファイナリティを約150ミリ秒まで短縮することを目指しており、決済がほぼ即時に確定しうるという性質は、POS決済のユースケースで重要だと財団は説明する。9月25日時点の確認では、Alpenglowコンセンサスアップグレードはテストネットで有効化されているものの、メインネットには未投入であり、ファイナリティの主張は実運用ではまだ証明されていない。 市場をリアルタイムで追いたい読者は、Bitgetで現物・先物価格をライブで確認できる。

47億ドルというEthereumの資産リードに注目

取引量の首位と幹部人事は、同じ結論を示唆する。Solanaはトークン化実物資産(RWA)市場を大きく保有する前に、フローの面で足場を築こうとしているのだ。1次データはこのギャップを明白に示す。9月25日時点のオンチェーンデータでは、Solana上のトークン化コモディティは2,680万ドルで市場のわずか0.55%。一方、Ethereumは47億ドルでカテゴリー全体の約95%を占める。BNB Chainは8,700万ドル、Arbitrumは8,580万ドルと、いずれもSolanaの残高を3倍以上上回る。しかし、ストックよりもフローのほうが速く動いている。過去30日間でSolanaのコモディティ資産は1.09%増加した一方、Ethereumは4.72%減、BNB Chainは7.83%減と後退した。COINOTAGの読みとしては、Solanaが取引量の首位を盤石なものにできるかは、Ethereumの47億ドルのプールから資産移行をどれだけ引き起こせるかにかかっており、今のところ勢いと新たな経営陣の戦力はその方向へ傾いている。

COINOTAG News Desk

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