Coinbase(COIN)Q3純利益7億1,900万ドルで赤字予想を大幅上回る
Coinbaseの2026年第3四半期決算では純利益7億1,900万ドル、1株利益2.51ドルとなり、うち7億1,500万ドルは仮想通貨の評価益が占めた。売上高は12億2,000万ドルで横ばい。Zacksの赤字予想を大きく上回った。
AI要約AI
- Coinbaseが2026年第3四半期に純利益7億1,900万ドルを計上した
- COIN株価は156.51ドルと24時間で2.68%下落した
- USDCのCoinbase製品内平均残高が220億ドルの過去最高となった
- Strategyが営業利益209億1,000万ドルを計上し過去最高を更新した
Coinbaseが黒字へ転換
Coinbase(COIN)が2026年第3四半期に黒字へ転換した。木曜日に公表された決算によると、純利益は7億1,900万ドル、希薄化後の1株当たり利益は2.51ドルとなった。市場予想との差は大きい。Zacksがまとめたアナリスト予想は1株当たり15セントの赤字だった。内訳をみると、利益の大部分である約7億1,500万ドルは同社が投資として保有する仮想通貨の評価益によるもので、これを除く調整後純利益は7,800万ドルにとどまる。詳細は同社の決算発表資料に記載されている。
市場の反応は目立って良いものではない。COINOTAGのデータでは、株価は現時点で156.51ドルと、24時間で2.68%下落している。直近の値幅は155.76ドルから163.85ドル。当社の総合スコアリングでは、ボリンジャーバンド下限と第一次ピボットが形成する156.72ドルのサポートは100/100、レジスタンスの166.74ドルも100/100と、いずれも最強レベルの評価だ。モメンタムは防御寄りで、日足RSIは36.9、トレンドシグナルは下落相場を示す。先物の未決済建玉は約2,690万ドル。決算後の価格は最強のサポートのほぼ真上に位置しており、156.72ドルを守れるか、166.74ドルへ押し上げられるかが短期的な焦点となる。
売上高は12億2,000万ドルと市場予想どおりで、第2四半期から横ばい、前年同期比では35%減となった。このうち現物取引などの手数料収入は1%減の5億9,000万ドルで、Zacksのコンセンサスが見込んでいた約5億2,700万ドルは上回った。仮想通貨市場のボラティリティが複数年で最低水準まで落ち込み、取引量全体が細っていたことを考えると、しぶい結果だ。この仮想通貨取引所の世界取引量に占めるシェアは10.7%へ上昇し、4四半期連続の増加となった。
四半期の主役は予測市場だった。年間換算の収益が2億ドルを突破し、同社史上最も成長の速い製品群の一角に浮上している。日次取引ユーザーは前期比60%超の増加で、この事業の収益は開始以来、四半期ごとに82%の複利ペースで積み上がっている。CEOのBrian Armstrong氏は「スポーツのシーズンが静かな時期でも成長し続けた」と述べた。
サブスクリプションとサービス収入は3%増の5億7,000万ドルで、純売上の半分近くを占める。けん引したのはステーブルコイン関連の3億700万ドルで、Coinbase製品内で保有されるUSDCの平均残高は220億ドルの過去最高値を記録した。有料サービスCoinbase Oneの加入者数も過去最高となり、前年比24%増。利益面では、第1四半期の3億9,400万ドルの赤字と第2四半期の市場予想未達を反転させた形だ。2026年の調整後経費ガイダンスは中間値ベースでさらに1億ドル引き下げられ、41億5,000万~43億ドルのレンジとなった。調整後EBITDAは前四半期比60%増の3億3,300万ドルで、この指標は15四半期連続で黒字。2026年10月25日時点で、第4四半期の取引収入は約1億6,500万ドルに達している。株価は決算発表前の木曜に1.1%安の160.59ドルで引け、時間外取引では大きく動かなかった。現在は52週高値の361.40ドルから55%以上下の水準だ。
Strategyが209億1,000万ドルの過去最高四半期決算
同じ日に、企業によるビットコイン保有という物語のもう半分も決算を更新した。Michael Saylor氏が築いたビットコイン保有企業のStrategyは2026年10月29日に第3四半期決算を公表し、9月30日終了の四半期で営業利益209億1,000万ドルを計上した。四半期として過去最高で、前年同期の38億9,000万ドルから大幅に増えている。利益の大半は、保有ビットコイン資産の価値上昇に伴う会計上の利益によるものだ。純利益は195億3,000万ドル、希薄化後1株当たり利益は44.75ドル。
保有量も拡大を続ける。Strategyのビットコイン保有量は2026年10月25日時点で848,517BTC、年初から26%の増加だ。この規模は、市場で最も目立つ企業の仮想通貨クジラと呼べる水準といえる。2026年に入り同社は143億3,000万ドル相当のビットコインを購入し、資本市場では212億3,000万ドルの資金調達を実施した。優先株式STRCの自社株買いも約20億4,000万ドル実行したと開示しており、この証券の財務構造を補強する動きだとしている。ドル建て資産は50億7,000万ドルへ積み増した。
coinbaseの数字の公表から数時間のうちに両社の決算が出揃い、2026年後半の仮想通貨関連の利益がどこに生まれているかが描き分けられた。Coinbaseの7億1,500万ドルの投資利益も、Strategyの209億1,000万ドルの営業利益も、手数料ではなくバランスシート上のエクスポージャーから生まれている。この構造の詳細は当社の解説記事「ブロックチェーンの収益と利益:ネットワークは実際にどう稼ぐのか」で掘り下げている。Saylor氏は、銀行からの関心拡大と機関投資家需要の回復を根拠に、新しいビットコイン強気相場はまだ序盤に過ぎないと主張した。
一次情報源
- 決算発表資料 · investor.coinbase.com
AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。

