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価格動向

DEXの24時間取引高が11%減、79億ドルに縮小

分散型取引所(DEX)の24時間取引高は前日比11%減の79億ドルとなり、週間ベースでは26%縮小した。BNB ChainのミームペアBIBIは3,568%急騰し、2億6,300万ドルの取引高で全ペア首位。流動性の約150倍という高速回転が背景にあり、投機資金の選別が進む。

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2026年10月24日, 09:05 JST1分で読めます
AI要約AI
  • BIBIが3,568%上昇し2億6,300万ドルの取引高で首位
  • evmbotがEthereum上で24時間に96%下落
  • IRYSが27万7,125件の取引件数で首位、買い比率49%
  • USDC/USDTが1億4,600万ドルの取引高で2位、流動性比26倍
gate.com

分散型取引所(DEX)の取引活性はここ数セッション続けて細っており、土曜日の集計がその減速を裏づける形になった。分散型取引所(DEX)全体の24時間取引高は前日比11%減の79億ドル。週間ベースではさらに大きく、7日前から26%縮小した。集計はオンチェーンデータ(CoinGecko Terminal)に基づき、10月24日土曜のセッション序盤、協定世界時0時00分時点で取得したものだ。全体は縮んでいるものの、ミーム系ペアの一部はなお桁違いの騰落率を記録しており、直近セッションで売買板の上位に浮上したのはUniversal High Income(UHI/WETH)、Virtual Trade(VIRTUAL/SOL)、Giga Tenev(WETH)の3ペアだった。UHIは0.03023ドルでトレンド首位に立ったが、24時間で13%下落。VIRTUAL/SOLは0.0002293ドルへ17%上昇し、GIGATENEV/WETHは0.001358ドルへ22%下落した。首位が下落ペアで、上下方向が割れる構図は、方向性のある買いが全体を押し上げているのではなく、投機的な資金がミームペア間を回転していることを示す。DEXの決済はスマートコントラクト経由で直接ブロックチェーン上で完結するため、ここでの取引高は板に載った注文の数量ではなく、実際にオンチェーンで成立したスワップの合計だ。この違いは今週のような相場では重要で、26%の下落は約定ベースの実取引が本当に細っていることを意味し、滞留した指値の減少ではない。DEXはウォレットを接続するだけで参加でき、ユーザー資産を預からない仕組みゆえに、ミームの物語が火をつければ参加は急速に広がる。流動性の薄いペアが億ドル規模の約定をこなしてしまうのは、この構造ゆえだ。当デスクの読みでは、値上がり・値下がり両方のランキングにEthereumとBNB Chainのペアが混在しており、縮小は特定チェーン集中型ではなく複数チェーン横断で起きている。全体こそ静かだったものの、セッションを退屈にしなかったのは投機階層で、数千パーセント級の変動が総量の減少と並行して資金を引き寄せ続けた。

上昇ランキングに、今セッションの最も派手な動きが集中した。BNB Chain上のミームペアが24時間で4,213%の最大の上昇率を記録し、同じチェーンのBIBIが3,568%で続いた。3位はArbitrumのMEWで、2,661%の上昇となった。この中で実質的な金額を伴ったのはBIBIだ。同ペアは24時間で2億6,300万ドルの取引高を計上し、追跡対象の全ペアで首位。これはペアの流動性プールに預けられた資本を示すTVLの約150倍に相当する。取引高がプールの深さを大きく上回る場合、厚みのある買い集めではなく、薄い板を同じトークンが高速で行き来する回転が主因だという意味で、この倍率は重要な手掛かりになる。取引高ランキング2位はUSDC/USDTの1億4,600万ドル。流動性比26倍で、回転速度は比較的落ち着いていた。3位のquqは1億3,300万ドルで、こちらは156倍と再び高い倍率を示した。下落側は容赦がなかった。Ethereum上のevmbotが24時間で96%の価値を失い、同じくEthereumのPANGEAは72%下落、BNB ChainのJCTも42%下げた。取引件数は小口投資家の関心の所在を映す。IRYS/USDTが27万7,125件で首位(買い比率49%)、USDT/WBNBが25万9,848件(買い比率35%)、ZIG/USDTが23万6,789件(買い比率50%)と、売買がほぼ半々だった。ウォレット単位の数字も同じ割れ方を示した。LGNS/DAIは買いウォレット3万3,837に対し売り3万1,395で買いが上回る一方、USDT/WBNBは売り1万8,162が買い1万7,400を逆転した。McRib/SOLペアは買い1万7,399、売り1万5,781だった。帳簿を通しで読むと、騰落率の見出し数字は極端だが、参加は狭く、ミーム階層以外の取引高上位ペアの約定額は控えめで、買い比率も累積に傾かずほぼ均衡の近くに張り付いていたことが分かる。

当デスクが並べて押さえたいのは、週間26%の縮小とBIBIの150倍回転という2つの数字だ。資本はオンチェーン市場から離れたのではなく、高速回転する少数のミームペアへ絞り込まれた。数百万ドル規模のプール流動性でも、同じトークンが繰り返し手を変えれば、億ドル台半ばの約定を支えられる。この構造は脆い。土曜のように3ペアで2,600%超の上昇が並んだ騰落率ランキングは、投機的回転の始点ではなく終盤相を示すことが多く、取引データの買い比率がほぼ拮抗していることも、新しい資金が買い板を強く叩いていないことを示唆する。見方を変える材料はLGNS/DAIのようなペアで固有のウォレット数が伸び続ける場合だ。同一資金の回転ではなく参加者数の持続的な増加が確認できれば、投機階層が資金を循環させるだけでなく新規の資本をなお引き込んでいると評価できる。

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