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Papertradeの7日間プロトコル収益が850万ドルに後退、5位は維持

Papertradeの7日間プロトコル収益は10月25日時点で850万ドルに減少したが、DefiLlamaのランキングでは5位を維持。うち759万ドルがPAPERステーカーに分配された。TetherやCircleなど上位4社との構造的な違いも解説する。

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2026年10月25日, 14:44 JST1分で読めます
bybit.com

850万ドルの中身を分解する

Papertradeの7日間プロトコル収益は10月25日時点で850万ドルとなり、数字自体は縮んだものの5位の座は保たれた。直近の集計値は、10月23日に記録された1,338万ドルの7日間窓から488万ドル下回る。それでも順位は動いていない。収分手順書を集計するDefiLlamaのフィーランキングでは、2回の読み取りとも5位が同じで、上位にはTether、Circle、Pump.fun、Hyperliquidが並ぶ。収益の減少と順位の安定が同時に起きている背景には、上位4社の下に続く層の薄さがある。だが、数字の中身の仕組みこそ見る価値がある。ステーブルコイン発行体のTetherとCircleは準備金の利回りから収益を得ており、これはPapertradeが模倣できない土台だ。同プロトコルの収益は取引の結果だけに依存する。集計値は通常の意味での取引手数料明細ではない。DefiLlamaは3つの収入源からこれを組み立てる。ポジション決済時にトレーダーが確定した利益の2%、清算時にトレーダーが差し出す証拠金の2%、そして流動性プールの500万ドル上限を超えて預け入れられた全額だ。超過分は取引運用資金に残されず、PAPERトークンのステーカーへ送られる。取引決済後にプール内に残る利益は集計から完全に除外される。PapertradeはHyperEVM上でBitcoin(BTC)とEthereum(ETH)の合成型無期限先物を運営するdappであり、トレーダーは対立する利用者同士の注文板ではなく、プロトコル自身のプールを相手にポジションを取る。トレーダーの相手がプールである以上、手数料集計は売買高ではなく決済と清算という実現済みの結果を捉える。この構造ではプール自体がハウスとなる。だからこそ上限を超える預入超過分がそのままプロトコル収入へ転化する。ステーブルコイン発行体2社とデリバティブ取引所を相手に、アルトコイン系取引場が5位に付くのは、ペッグ資産発行体が上位を占めがちなランキングの中で異例の配置だ。

850万ドルの中で支配的な項目はステーカーへの分配だ。窓期間の総額のうち759万ドルがホルダー収益としてPAPERステーカーに回され、プロトコルが計上した金額の9割近くが、財務部門やチームの手数料アドレスではなくトークンホルダーに到達した計算になる。DefiLlamaがこの項目を組み立てるのは2つの供給源からだ。取引場が徴収する決済時と清算時の手数料の半分に、流動性プールの500万ドル上限を超えた預入の全額を加える。残り半分の手数料は開発フィー受取人に計上される。上限はパーセンテージと同等に重要だ。500万ドル以内の預入はプール内に取引運用資金として留まり、トレーダーが実際に賭ける相手の資本になる。超過分だけがプロトコル収入として吸い上げられる。プールを相手とする構造は結果の帰属も注文板方式と異なる。トレーダーが勝てばプールが支払い、負けるか清算されればプールが証拠金を取り込む。プロトコルの取り分はどちらの場合でも天びんの上から差し引かれる。取引量が多い週には超過分が膨らみ、静かな週には細る。7日間の数字が集計のたびに数百万ドル単位で振れる一因はここだ。記録に残る2回の読み取り、10月23日窓の1,338万ドルと10月25日付の850万ドルは、同一数値の改訂ではなく異なる7日間に敷かれた移動合計であり、どちらも5位だった。当編集部が先に報じたPapertradeの1,338万ドル週でも、同じ順位の安定が確認されていた。この配分構造のおかげで、超過預入が細る窓でも、決済と清算さえ発生すればステーカーへの支払いは続く。集計の間で動いたのはフィー機関を流れる量であって、ランキング上の座ではない。そしてランキングを見る読者が目にするのは、その座のほうだ。

上位4位の下は薄い層

窓間の488万ドルの減少が順位を1つも奪わなかったことは、Tether、Circle、Pump.fun、Hyperliquidの下の層が薄いことの証左として読める。週間収益の3分の1強を失ってもなお5位に留まれるのだ。勢いが特定のチェーンに集中しているわけでもない。Suiエコシステムは今四半期、独自の機関資金の流入を経験した。Sui ETF流入は5週連続で計1,400万SUIに達しており、取引活動に連動して収入が動くHyperEVMのフィー機関とは別の物語だ。今回の集計でより確かなのは分配の側だという事実である。850万ドルのうち759万ドルが今回もPAPERステーカーに届き、週が変えなかったのはビジネスのこの割合だった。

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