Kraken親会社Payward、Bitcoin(BTC)の資産保管を含む6分野でBNYと交渉
Krakenの親会社PaywardがBitcoin(BTC)の資産保管を含む6分野でBNYと提携交渉中と報じられた。暗号資産の保管、取引、決済、資産運用が対象で、条件の開示はない。Nasdaqの1億ドル出資やBitnomial買収などPaywardの動向と、BNYの預金トークン化の状況も解説する。
PaywardとBNYが6分野での提携交渉
Krakenの親会社Paywardは、暗号資産商品、資産保管(カストディ)、資産運用、取引、決済、金融インフラの6分野にまたがる提携に向け、BNYとの協議に入った。協議対象のサービスは、同社がワイオミング州に置く金融機関向けプラットフォーム「Payward Services」を通じて提供される見通しで、
Bitcoin (BTC)の保管・取引と決済を含むデジタル資産の基盤が拡充される可能性がある。規制下の資産保管への機関投資家需要は前回の強気相場を通じて一貫したテーマであり、銀行側でビットコインの価格への関心が高まった今年は、カストディアンと取引所運営者が互いに距離を縮める動きが一段と鮮明になっている。協議に近い関係者の一人は、交渉の輪郭の一部がPaywardの直近のNasdaq契約におけるインフラ部分に似ていると述べたという。ただし交渉は非公開で未成熟であり、合意の保証はない。PaywardとBNYの双方はコメントを控えた。BNYは旧バンク・オブ・ニューヨーク・メロンで、ニューヨーク証券取引所にティッカー「BK」で上場し、機関投資家向けに資産保管、アセットサービシング、決済清算、資産運用を提供している。一方のPaywardは、主要な暗号資産取引所の一つを運営するほか、現物取引、デリバティブ、トークン化株式、資産保管、ステーキング、決済、伝統的証券業務まで事業範囲を広げている。
Nasdaq案件が示すインフラの型
BNYとの協議は、Paywardにとって目まぐるしい時期の上に乗ることになる。9月にNasdaq VenturesがPaywardへの1億ドル出資に合意したと発表された。報道された企業価値は210億ドルで、発表は3要素で構成される。出資、Nasdaq Equity Tokensの共同開発、そしてPaywardの暗号資産、株式、トークン化株式、先物、オプションの各市場へのNasdaq市場監視技術の採用だ。株式トークンの提供開始は2027年第2四半期を両社とも想定しており、株主の権利と発行体の管理を保ったまま、Nasdaqの規制市場とPaywardのxStocksの仕組みをつなぐ。財務面の助言はウェルズ・ファーゴが独占的に担当した。Payward共同CEOのArjun Sethi氏は、計画中のインフラを「閉じないレール」と表現し、株主の権利が損なわれない点を強調した。買収でも基盤は広がった。4月に最大5億5,000万ドルで発表されたBitnomialの買収は5月1日に完了し、指定契約市場、デリバティブ清算組織、先物委託業者を一社に束ねた。これにより米商品先物取引委員会(CFTC)の枠組み内での規制準拠の先物・差金決済取引が可能になった。6億ドルで発表されたステーブルコイン決済企業Reapの買収は7月1日に完了しており、これに先立つ2025年には約15億ドルでNinjaTraderを取得した。Paywardは計画中の新規株式公開(IPO)も早くて2027年第2四半期に後ろ倒ししている。
BNYの預金トークン化の取り組み
BNY側にはデジタル資産分野の下地がすでにある。同行は1月9日の発表で、預金トークン化プログラムの第一歩を説明した。参加顧客の既存の預金残高をミラーリングするブロックチェーン上の記録を作成する仕組みで、まず担保証拠金業務のワークフローから始める。これらのデジタル記録はBNYに対する顧客の当座預金の請求権を表し、プライベートかつ許可制のブロックチェーン上で動く。残高は規制と報告の観点から、従来の銀行システムにも引き続き表示される。同行は機関投資家向けに、ルールに基づく準リアルタイムの資金移動を将来の目標として位置づけている。発表にはICEの清算部門トップのコメントも含まれており、同氏は24時間取引と清算組織横断でのトークン化担保の利用に備えていると述べた。預金プログラム自体についてはCitadel Securities、Invesco、WisdomTreeからの言及が添えられており、これらは報道されたPaywardとの協議とは別のものだ。Paywardも小売側の整備を進めており、Magic Labsのウォレット事業の資産買収では、6,000万以上の暗号資産ウォレットと100億ドル超のステーブルコイン取扱高を支えていた技術を取得した。条件は非公開。8月14日に開示された第2四半期決算は、調整後売上高5億800万ドル(前年同月比17%増)、調整後EBITDA2,300万ドル、プラットフォーム取扱高は18%減の3,100億ドルだった。
保管と決済のレールが交差する地点
3つの動きは同じ課題でつながる。暗号資産ネイティブのプラットフォームと伝統的カストディアンの間の決済だ。BNYの発表は、対応範囲と限界の両方を明示している。預金記録の稼働は担保証拠金ワークフローに限られ、準リアルタイムの資金移動は掲げた目標であり、出荷済みの製品ではない。PaywardとBNYの協議には範囲も時期も財務条件も明らかになっておらず、双方がコメントを控えたため、広範な統合の可能性は当面未確認のままだ。Nasdaqの1億ドル出資は、この型が取引所運営者と組めることを示したが、BNYの規模のカストディアンへの適用は別の、未署名の段階だ。COINOTAGの読みはこうだ。Nasdaq案件は実証済みと扱い、BNYとの協議は条件が書面で現れるまでは選択肢と見なす。
AIによって生成され、AIによるレビューを経て、COINOTAGの編集監督のもとで公開されました。

