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用語集概念

xStocksとは?

xStocks(エックスストックス)とは、米国の上場株式やETFの価格に連動し、1トークンごとに裏付け資産で1対1に担保されたブロックチェーン上のトークンのブランド名です。発行体はジャージー島のBacked Assets (JE) Limitedで、株式ではなくトラッカー証書として発行されています。

最終更新 出典

mexc.com

xStocksとは?

xStocksは、トークン化株式の代表的な例の一つです。各トークンは特定の米国株やETFの経済的価値を表し、たとえばあるトークンはエヌビディア株、別のトークンはテスラ株に連動します。2025年に始まり、RWA(現実資産)の中でも株式分野で特に目立つブランドになりました。

押さえておきたいのは、発行体の書類によるとxStocksのトークンは株式そのものではないという点です。法的には債券(債務証券)の性質を持つトラッカー証書で、株価の値動きへの経済的なエクスポージャーを提供しますが、会社の持ち分は与えません。

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仕組み

発行体の説明をもとにすると、仕組みは次の4段階にまとめられます。

  1. 裏付け株式:発行体はトークン1単位ごとに、実際の株式またはETFを規制下の保管機関で保有します。1対1の担保です。
  2. 倒産隔離:発行会社はグループの他のリスクがトークン保有者に及ばないよう、別会社として設立されています。
  3. トークン:複数のブロックチェーン上でスマートコントラクトにより発行され、暗号資産ウォレットで保有・移転できます。
  4. 発行と償還:一次市場での発行や償還は、発行体の本人確認手続きを終えた直接の顧客に限られます。それ以外の人は流通市場でトークンを売買します。

トークン価格が株価の近くに保たれるのも、この仕組みによるものです。トークンが株価より高く取引されれば、直接の顧客が新たに発行して売り、安く取引されればトークンを買い集めて発行体に償還することで、価格差が縮まりやすくなります。この仕組みは、ETFの設定・交換の仕組みとよく似ています。

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配当は現金で支払われません。発行体が配当を同じ株式に再投資し、チェーン上の残高を自動的に調整します(リベース)。株式分割などのコーポレートアクションも同じ方法で反映されます。

xStocks・トークン化株式・株式無期限先物の違い

xStocksトークン化株式全般株式無期限先物
法的性質トラッカー証書(債務証券)構造による(株式そのもの、または請求権)デリバティブ契約
裏付け資産の保有あり(1対1)構造によるなし
議決権なし構造によるなし
配当残高に再投資構造によるなし
レバレッジなし通常なしあり
主なリスク発行体・保管機関・価格のずれ発行体・保管機関清算・資金調達率

未上場企業の価値に連動する上場前(Pre-IPO)無期限先物は、株式も株式への請求権も持たない純粋な価格のポジションです。

権利と制限

  • 議決権・株主権なし:株主総会への参加や会社情報を受け取る権利はなく、会社が清算されても株式に対する法的請求権はありません。
  • 利用制限:発行体の法的告知によると、トークンは米国人に販売できず、英国の顧客も対象外です。発行体から直接購入できるのは「適格投資家」の条件を満たす人に限られ、商品は免許を持つ事業者を通じて提供されます。
  • 規制上の根拠:2026年10月時点で、商品はEUの目論見書規則に基づきリヒテンシュタイン金融市場庁(FMA)が承認した基本目論見書のもとで発行されています。FMAの承認は目論見書の完全性と一貫性に関するもので、商品の質を保証するものではありません。

日本の居住者が利用できるかどうかは、発行体の書類と国内の規制によります。

24時間の移転と価格のずれ

xStocksのトークンは週末を含めていつでもチェーン上で移転できます。しかし裏付けとなる株式は米国の取引所が開いている時間にしか取引されません。休場中のトークン価格は株価ではなくトークン市場の需給で決まるため、取引再開時に株価との差が生じることがあります。

裏付け株の価格はエヌビディア(NVDA)の株価とテスラ(TSLA)の株価、チャートの節目はエヌビディアのテクニカル分析で確認できます。一覧は米国株・ETF・商品の価格、関連ニュースはTradFiニュースへ。通常の株式やTradFi(伝統的金融)の項目も、この商品が何をまねているかを理解する助けになります。

リスク

  • 発行体・保管機関のリスク:トークンの価値は、発行体と保管機関が義務を果たすことが前提です。
  • 法的性質:保有者が持つのは株式ではなく債務証券で、権利は目論見書の範囲に限られます。
  • 価格のずれと流動性:取引時間外や取引が少ないとき、トークン価格が株価と離れることがあります。
  • スマートコントラクト・ネットワークのリスク:複数のチェーンやブリッジが技術的なリスクを加えます。

よくある質問

6件の質問
xStocksとは何ですか?

米国株やETFの価格に連動し、1対1で裏付け資産に担保されたブロックチェーン上のトークンのブランド名です。発行体はジャージー島のBacked Assets (JE) Limitedです。

xStocksは本物の株式ですか?

いいえ。発行体の書類によると、xStocksは債務証券であるトラッカー証書です。株価への経済的なエクスポージャーはありますが、株主としての持ち分や議決権はありません。

xStocksで配当はもらえますか?

現金では支払われません。裏付け株式の配当は同じ株式に再投資され、トークン残高がチェーン上で自動的に増えます。

xStocksと一般的なトークン化株式の違いは何ですか?

トークン化株式は、株式そのものを表すものから請求権を与えるものまでを含む広い概念です。xStocksは裏付け株式を保管し、トラッカー証書を発行する特定の商品です。

トークン価格が株価と違うことがあるのはなぜですか?

トークンはいつでも取引できますが、株式は取引所の立会時間にしか取引されません。休場中はトークン市場の需給で価格が決まり、流動性が低いと差が広がります。

xStocksは誰でも利用できますか?

いいえ。発行体の法的告知によると米国人には販売されず、英国の顧客も対象外です。その他の国でも利用できるかは各国の規制によります。