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用語集概念

プレIPO無期限先物とは?

プレIPO無期限先物とは、まだ上場していない企業について、市場が見込む評価額に連動させた満期のない先物契約です。株式を一切保有せずに、その企業の評価が上がるか下がるかにポジションを取るための商品です。

最終更新 出典

binance.com

プレIPO無期限先物の仕組み

通常の無期限先物は、現物市場の価格(オラクル価格)を基準にファンディングレートを計算します。しかし上場前の企業には公開された株価がないため、別の方法で価格を決める必要があります。

  • 自分の市場価格が基準:外部の価格がない市場では、その市場自身の取引価格(マーク価格)の移動平均などを基準にファンディングを計算する方式が使われます。オンチェーンの取引プラットフォームでは、上場前のトークン向けに、8時間の指数移動平均を基準にする例があります。
  • 上場後の切り替え:対象の資産に現物市場ができると、通常の無期限先物に切り替わる設計が取られることがあります。
  • 権利はない:株式、上場時の割り当て、会社に対する権利は一切得られません。

上場前の企業にこの方式を当てはめた商品は、市場の参加者が予想する評価額そのものを取引している、と言えます。

gate.com

対象となる企業の例と価格の確認

対象になるのは、OpenAIやAnthropicのような、未上場でも注目度の高い企業です。この種の契約の価格は、あくまでその市場での需給から生まれた値で、企業の正式な評価額や将来の上場価格を示すものではありません。

株式無期限先物との違い

項目株式無期限先物プレIPO無期限先物
対象上場企業の株価未上場企業の見込み評価額
価格の基準株価をもとにしたオラクル価格市場自身の取引価格(移動平均など)
外部価格との照合できる上場までできない
流動性比較的厚いことが多い薄いことが多い

プレIPO無期限先物のリスク

  • 流動性の薄さ:参加者が少なく、少しの注文で価格が大きく動くことがあります。
  • 価格操作:外部の価格と照らし合わせられないため、意図的に価格を動かされやすい構造です。
  • 極端な値動き:資金調達のニュースや上場の観測などで、価格が急変することがあります。
  • レバレッジと清算:値動きが大きい市場でレバレッジを使うと、短時間で清算される可能性が高くなります(レバレッジを参照)。
  • 上場の不確実性:上場の時期や条件は決まっていないことが多く、上場しない可能性もあります。
  • 規制:こうした商品の法的な扱いは国や地域によって異なり、利用が制限される場合があります。

よくある質問

4件の質問
プレIPO無期限先物とは簡単に言うと何ですか?

上場前の企業の見込み評価額に連動する、満期のない先物契約です。株式を持たずに、評価の上がり下がりにポジションを取れます。

プレIPO無期限先物を持っていると、上場時に株式をもらえますか?

もらえません。価格に連動する契約なので、株式や上場時の割り当て、会社に対する権利は一切ありません。

上場前なのに価格はどうやって決まるのですか?

外部の株価がないため、その市場自身の取引価格の移動平均などを基準にします。価格は参加者の需給で決まり、企業の正式な評価額ではありません。

プレIPO無期限先物のリスクは何ですか?

流動性が薄い、価格を操作されやすい、値動きが極端になりやすい、レバレッジで清算されやすい、上場自体が不確実、といった点です。