Coincheck、6年半の空白を経てビットコイン(BTC)レバレッジ取引を2倍で再開

Coincheckが約6年半ぶりにレバレッジ取引を再開。BTC・ETH・XRPの最大2倍をiOSアプリで提供し、FIEA登録のもと国内規制の枠内で運用する。

(12:40 UTC)
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AI要約AI
  • Coincheckが9月24日に「Coincheck Leverage」を開始、BTC・ETH・XRPで最大2倍のレバレッジを提供
  • 旧サービスは2018年1月に受付停止、2020年3月13日に完全終了していた
  • 金融商品取引法改正(2020年5月施行)で個人向けレバレッジは2倍に固定
  • Android・Web版は2026年中、法人向けは2027年以降に提供予定
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iOSで稼働開始した「Coincheck Leverage」

Coincheckは9月24日、新サービス「Coincheck Leverage」の提供を開始した。国内の個人投資家が規制の枠内でレバレッジ付きの ビットコイン取引 にアクセスできるのは、同取引所が2020年初頭に旧マージン商品を停止して以来、約6年半ぶりのことだ。提供は同日からiOSアプリで始まり、適格ユーザーへの順次拡大が進められる。この展開スケジュールは、公式Xアカウントに投稿された 発表 でも確認されている。

今回の商品はCFD(差金決済取引)だ。価格変動に応じて損益を差金で決済するデリバティブ構造で、原資産となるトークンの受け渡しは行われない。証拠金は日本円で預け入れ、担保額の最大2倍までポジションを建てられる。ロングだけでなくショート売りも当初から対応しており、下落局面での売り建ても可能だ。取扱銘柄は、PoW(Proof of Work)方式の原点であるビットコイン(BTC)に加え、主要な アルトコイン であるイーサリアム(ETH)とXRPの3市場で、いずれも円建てで直接 quoted される。日本の規制では暗号資産の個人向けレバレッジ上限は2倍に定められており、このサービスの上限はまさに法定の上限に一致する。既存のCoincheckアプリ内に組み込まれているため別途ダウンロードは不要で、ワンタップで現物とレバレッジの画面を切り替え、両口座間の円の移動もアプリ内で完結する。発注方式は成行・指値・逆指値に対応し、クイック注文や全決済機能も備える。取引はメンテナンス時間帯を除き、年中無休・24時間稼働する。利用対象はすでに現物口座を持ち、所定の適合性審査を完了した個人に限られ、取引前にレバレッジ用口座の開設が必要だ。アプリはバージョン5.0.0以降が求められ、段階的拡大の完了時期は明らかにされていない。

2020年撤退から6年、法体系は様変わり

今回の再開は、長く続いていた空白を埋めるものだ。Coincheckは2018年1月にレバレッジ注文の新規受付を停止し、旧サービスを2020年3月13日付で完全終了した。この撤退は、当時の業界自主規制の強化——当時のレバレッジ上限の引き下げも含まれる——が進む中で起きた。その後、法体系は別の土台の上に再構築された。2020年5月に施行された金融商品取引法の改正で、暗号資産デリバティブは有価証券に準じた法定監督下に置かれ、原資産の銘柄を問わず個人向けレバレッジは2倍に固定された。この区別は重要だ。旧マージン商品はこの枠組みの成立以前のものであり、再開するサービスは最初からその枠組みに沿って設計されている。Coincheckは2026年8月26日、第一種金融商品取引業の登録を取得した。登録番号は関東財務局の第3540号で、暗号資産の店頭デリバティブを事業として運営するために日本で必要な認可だ。今週の提供開始を支えているのは、まさにこの登録である。これがなければ、CFD事業は法的に運営できない。個人向けの証拠金率は50%に設定されている。iOS以外への展開もすでに予定されており、Android版とWeb版は2026年中、法人向けは2027年以降に順次提供される。適合性審査は現物取引と共通のものを引き継ぐ。同社は内部でこの商品を、長期積み立て型の買い増しの代替ではなく補完と位置づけている。プロダクト責任者を務める専門役員の澤村周平氏は、 HODL戦略 的な保有に加えて短期売買の需要に応えるものだとし、上昇局面と下落局面の双方に立ち向かう道具だと説明した。これまで国内でレバレッジ目当ての投資家は、金融庁の監督範囲外で運営される取引所に頼らざるを得なかったが、今回の国内再開はこの構図を直接的に変えるものだ。iOSでの段階的な提供拡大がいつ完了するかは、まだ公表されていない。 市場をリアルタイムで追いたい読者は、Bitgetで現物・先物価格をライブで確認できる。

国内の個人向けデリバティブ市場は拡大へ

COINOTAG編集部の見立てでは、今回の再開は短期的な価格への影響よりも市場構造に対する意味が大きい。規制済みの主要な入口が2倍のデリバティブを再度提供することで、レバレッジフローが日本のコンプライアンスの枠内に取り込まれる。これは世界的な採用が深まる局面と重なる。ブラジルは近年、2,525億ドル規模の暗号経済を軸にした 採用指数 で米国を上回った。気質の対比は鋭い。先日の当社の取材で追跡された15の機関は50%の下落局面でもビットコインを売却せず 保有を貫いた 一方、日本の個人投資家はこれから、国内の現物 ETF 商品では得られないレバレッジ手段を手にすることになる。要となる記録は、あくまで関東財務局第3540号という第一種登録そのものだ。取引所を比較したい読者は、当社の 暗号資産取引所比較ガイド を参照されたい。

COINOTAG News Desk

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