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7日間スパンの上位トレーダー、8割がショートで含み損4,800万ドル

Hyperliquid、Lighter、dYdXの7日間上位トレーダーは80%がショートで、含み損は約4,800万ドル。一方、24時間集団は82%がロング。銘柄別・期間別の建玉内訳をデリバティブデータから解説する。

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2026年10月16日, 09:58 JST1分で読めます
AI要約AI
  • 7日間上位100口座の建玉は80%がショートで、ロング6億800万ドル対ショート25億ドル、含み損約4,800万ドル
  • HYPEポジションが含み損のうち約5,600万ドル、BTCが約3,300万ドルを占める
  • 24時間集団は82%がロングで、ロング約11億2,000万ドル対ショート約2億4,800万ドル
  • 30日間集団はロング比率約55%、含み益約8,200万ドル
gate.com

7日間の建玉はショートが主導

週足の勝者がショート側に立っている。Hyperliquid、Lighter、dYdXの3取引所で7日間の収益率をもとに上位100口座を並べ替えたところ、建玉額の約80%がショート側に集中していた。金額にするとロング約6億800万ドルに対しショート約25億ドルで、この集団全体が抱える含み損は約4,800万ドルに達する。ただし銘柄別に見れば損失の所在は偏っている。Hyperliquid(HYPE)のポジションが含み損のうち約5,600万ドル、ビットコイン(BTC)が約3,300万ドルを占める一方、同じ帳簿の一部は利益を計上しており、全体の損失額は単一の重い賭けよりも小さい。この数値はデリバティブの建玉データをもとに1時間ごとに更新される日次ポジショントラッカーによるもので、10月16日金曜日時点で、初めてHyperliquid単独の集計から3取引所を一つにまとめた集計へと切り替わった。前日との比較は次回更新から提供される。集計方法は各取引所で各期間の実現収益率が最も高い100口座を抽出し、その未決済建玉を合計する仕組みで、直近の勝ち組がどこにエクスポージャーを残しているかを示す。同じ表の反対側は逆の構図だ。24時間の収益率で並べた口座は約82%がロングで、ロング約11億2,000万ドルに対しショートは約2億4,800万ドルにとどまる。30日間の集団はその中間で、ロング比率約55%、13億3,600万ドル対10億8,400万ドル、含み益は約8,200万ドルを計上している。この偏りは各期間の価格変動と連動する。集計時点の直前24時間で、BTCとイーサリアム(ETH)はともに約1.1%高、Zcash(ZEC)は8.4%高、NEAR Protocol(NEAR)は5.32ドルで10.4%高だった。当社のライブ監視では、現時点でBTCは82,369ドル、ETHは2,443ドルとなっており、いずれも直前24時間で小幅に上昇している。

銘柄ごとの内訳も期間ごとに逆転を繰り返す。24時間集団のBTCはロング116口座対ショート24口座で、2億2,100万ドル対6,500万ドル、ロング比率は77%だ。7日間集団では口座数こそ99対53とロング優位のままだが、金額は逆で、ショート6億5,600万ドル対ロング1億6,600万ドル、金額ベースの80%がショート側にある。30日間ではBTCはロング比率63%に戻り、ロング108口座・ショート41口座で5億3,300万ドル対3億1,700万ドルとなる。ETHは主要資産の中で24時間の偏りが最も大きく、ロング113口座対ショート14口座、ロング3億1,500万ドルに対しショートはわずか3,400万ドルで、ロング比率は90%に達する。7日間のETH建玉は52ロング対66ショートで約7億5,000万ドル、80%がショート側であり、含み損は約1,700万ドル。30日間の集団は55%と小幅のショートで、3億1,900万ドル対2億5,800万ドルという内訳だ。NEAR Protocol(NEAR)はサンプルの中で最も一方的なロングである。ロング55口座対ショート5口座、7,600万ドル対90万ドルでロング比率99%、含み益は約2,900万ドルに上り、追跡対象資産の中で最大となる。その7日間集団はロング比率54%で、建玉額上位10銘柄の中で唯一ロングがショートを上回る。30日間集団はロング比率74%、口座数45で、含み益約3,100万ドルを計上している。ZECは期間ごとに明確に分かれる。24時間集団では97%ロングで約1億4,200万ドル、7日間集団では72%、30日間集団では64%と、いずれもショート側に傾く。

相場観ではなく選択効果の結果

この数字を方向性の予測として読むべきではない。こうしたランキング構造は、各期間の方向を的中させた者が上位に浮かぶ仕組みそのものだからだ。主要資産が上昇した日はロング口座が24時間ランキングを上げ、7日間のランキングにはその週の方向に合致した側が残る。加えて少数の大型ポジションが合計を左右する場合があり、現物の保有や他取引所の建玉はサンプルの外にある。ヘッジとしての建玉かどうかも、ポジションデータだけでは判別できない。こうした限界により、この読み取りは市況の心理を測る暗号資産の恐怖・強欲指数のような指標とは性格が異なる。強欲指数がマーケット参加者の感情を測るのに対し、この集計は実現パフォーマンスを反映する。残る事実は建玉の不均衡そのものである。7日間のラインではロングは6億800万ドルに対しショート約25億ドルと軽い側にあり、この含み損を抱えた構図は週次のウィンドウが切り替わるまで維持される。

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