Bitwise ETPに1日1億ドル流入、Solana(SOL)関連がけん引
Bitwise ETPが1日で約1億ドルの純流入。SOL関連が約4,000万ドルで首位。ステーキングETF「BSOL」は出来高1億2,600万ドルで記録更新した。
AI要約AI
- Bitwise ETPが8月27日の1日で約1億ドルの純流入を記録
- SOL関連商品が約4,000万ドルを流入し首位、BTC関連の約2,200万ドルを上回る
- BitwiseのBSOLが1億2,600万ドルの出来高でSolana ETF史上最大記録
- SOLは106.59ドルで取引、RSIは79.75と買いすぎ圏
Bitwise ETP、単日で約1億ドルの資金流入
米上場のSolana(SOL)関連を含むBitwiseの上場投資商品(ETP)ラインアップが、8月27日(水)の1セッションで純流入額およそ1億ドルを計上した。資産運用会社のCEO、Hunter Horsley氏が公式チャネルで明かした数字であり、同氏は「投資家が暗号資産へのポートフォリオエクスポージャーを本格的に拡大し始めている」と語った。内訳を見ると、SOL関連商品が約4,000万ドルで最大のシェアを獲得し、ビットコイン(BTC)関連の約2,200万ドルを上回った。以下、HyperLiquid(HYPE)が約2,000万ドル、XRPが約1,200万ドル、イーサリアム(ETH)が約140万ドルと続き、上位5資産だけでこの日の総額9,540万ドルを占めた。注目すべきは構造の変化だ。SOL・HYPE・XRPの3商品群への流入合計(約7,200万ドル)は、BTCとETHの合計(約2,340万ドル)の3倍超に達した。従来型金融の資金が「BTC一本勝負」から、ステーキング利回り、分散型デリバティブ、越境決済といったテーマ別のアルトコインエクスポージャーへと回帰しつつあることを示すパターンである。
流動性指標も同じ方向を裏づけた。BitwiseのSOLステーキングETF「BSOL」は1セッションで1億2,600万ドルを売買し、わずか2日前に自ら塗り替えた記録を更新。世界中のあらゆるSolana ETFの中で史上最大の1日出来高となった。社長のTeddy Fusaro氏がこの数字を公開している。BSOLの構造上の利点は、機関投資家が証券口座から直接、SOLの価格上昇とステーキング報酬の両方を捉えられる点にある。オンチェーンウォレットの運用やバリデータノードへの委任は不要で、アナリストはこの利便性が機関の注文フローを呼び込む要因だと見ている。ただし注意も必要だ。単発の大型セッションだけでは構造的なレジーム転換を確認できず、今後のマクロ指標を前にBSOL主導のアルトコインETP資産残高が複利的に積み上がるかどうかが、この「第2の機関化フェーズ」の定着を左右する。
米現物Solana ETF、2026年最高の一日
より広い米現物Solana ETF市場全体でも、8月27日は今年最大の流入日となった。上場9ファンドに6,091万ドルが流入し、月内の取引日がまだ2日残っている段階で、8月は累計純流入1億3,400万ドル超と、2026年で最も強い月に浮上した。先日のSolana ETF資金流入レポートで追い続けてきた流れがさらに延長された形だ。9ファンドの純資産総額は前日の12.6億ドルから14.9億ドルへ増加し、上場以来の累計純流入は13.2億ドルに達した。売買代金は1億9,682万ドルと、8月26日の2倍強に急拡大。この日の主力はやはりBitwiseのBSOLで、4,020万ドルを吸収し市場全体の66%を占めた。純資産10.2億ドルに対し累計流入10.1億ドルと、SOL現物ETFで唯一10億ドルの大台を突破している。以下は、GrayscaleのGSOLが622万ドル、FidelityのFSOLが582万ドル、Morgan StanleyのMSOLが474万ドル、21SharesのTSOLが393万ドルを追加したが、TSOLの累計フローはマイナス9,826万ドルにとどまる。
同じ24時間で、流通面と供給面の両方に節目が訪れた。証券大手Schwabが公式投稿で、今後数か月以内にSOL、AVAX、LINKを「Schwab Crypto」に追加すると確認。顧客資産13兆400億ドルを預かる3,990万の証券口座から、トークンの現物に直接アクセスできる道が開かれる。自己管理ウォレットを自ら立ち上げる必要がなくなる摩擦の除去であり、これまで暗号資産を敬遠してきた投資家層の取り込みを狙う動きだ。一方、Solana初のオンチェーンガバナンス投票が、SOL供給を両側から圧迫する2案で締め切られた。1案は新規発行を半減させ、最低インフレ率1.5%のフロア到達を2032年から約2029年に前倒しするもので、6年間で約1,890万SOLの発行削減を見込む。もう1案は手数料メカニズムを見直し、取引手数料のはるかに大きな割合が支払いではなくバーン(焼却)に回す仕組みで、予想される1日のバーン量は約648 SOLから7,500〜9,000 SOLへ跳ね上がる。ただし執行スケジュールは未確定で、バーン量は固定カレンダーではなくネットワーク活動次第だ。詳細は、SIMD-0550発行投票の仕組みを分解した当社の解説記事で確認できる。SOL自体は8月27日に約109ドルで取引され、8月の上昇率は約44%、1月以来となる105ドル超えを果たした。個人投資家向けの購入経路は、Solana(SOL)の買い方ガイドにまとめている。 市場をリアルタイムで追いたい読者は、Bitgetで現物・先物価格をライブで確認できる。
109.80ドルの抵抗線、RSIは買いすぎ圏
SOLは執筆時点で106.59ドルと、24時間で2.54%上昇している。COINOTAG独自の42指標複合S/Rスコアリングエンジンは、109.80ドルの抵抗線に70/100を付与した。ボリンジャーバンド上部、ドンチャン上部、フィボナッチ0.000、ATR上部の4要素が重なるコンフルエンスだ。直近のサポート104.85ドルは79/100(STRONG)で、フィボナッチ0.114、MACDのクロス、元抵抗線からのサポート転換が根拠。さらに深い位置の93.77ドル(74/100)にはEMA-20、一目均衡表の基準転換線、スーパートレンドが積み重なる。RSIは79.75と買いすぎを示唆しつつも、モメンタムは確定した上昇トレンド内で強気を維持する。ポジション構造は慎重寄りだ。無期限先物の資金調達率はマイナス0.0029%で、ショートがロングを実質的に支払う状態。未決済建玉は24.7億ドル、ロング/ショートのアカウント比率は1.60(61.6%がロング)。恐怖・強欲指数は73(強欲)を示す。109.80ドルをきれいに上抜ければ次の目標は123.07ドル(スコア47/100)。逆にここで拒まれ104.85ドルを明け渡せば、強気の構造は無効化され、93.77ドルが再び視野に入る。
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